車輪の再発明をしない、させない心がけです。
※梅小路蒸気機関車館は今年2016年4月に京都鉄道博物館に生まれ変わります。
「車輪の再発明」とは
「車輪の再発明」
この言葉を聞いたことありますか?
Wikipediaではこう紹介されています。
「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」を意味する。
新たな付加価値が何もないものを作成するのにコストをかけることから、皮肉的なニュアンスで用いられる。
せっかく車輪というものが
発明されているのにもかかわらず、
また一から同じものを作ろうとする。
時間と労力をかけて同じものを
作ることからは新たな価値が
生まないですよね。
「車輪の再発明をするな!」
あるところでこの言葉を目に
して以来、心がけている
考えかたです。
「車輪の再発明」をしない・させないためにすること
「車輪の再発明」を
しなため、させないために
どうするかです。
まずは探すという意識を持つ
「車輪の再発明」をしないために
何かを始めるときには
とにかく手を動かさずに
まずは探すという意識が必要です。
・Googleで検索する
・社内にあるデータを検索する
・Evernoteの中を検索する
既に世の中にあるもの、
社内にあるもの、
自分自身や社内のメンバーが
記録したもの
で利用できるものがないか
探すことです。
ExcelやWord、PowerPoint
などのデータを作るときも
一から作りませんよね。
流用できる過去のデータを
コピーして作る方が近道です。
後にも残る形で記録、発信する
「車輪の再発明」をさせない意識も
大切です。
自分が経験したことや苦労したことを
人にはさせないという意識です。
この場合、
自分以外の別の「人」は
もちろんそうですが、
将来の自分という「人」
も含みます。
同じ苦労をしないために
経験したことや
苦労して解決したこと
記録します。
その記録も後からでも
振り返ることができる形が
望ましいです。
たとえば、
紙のメモ帳よりEvernoteを使う、
Facebookじゃなくブログで発信する、
といったことです。
いずれも後から
「検索すること」で
記録に辿り着く方法です。
その記録自体や
その記録があること自体を
発信することも必要ですね。
このブログもその一環です。
「車輪の再発明」が必要な場面もある
一方で「車輪の再発明」が
必要な場面もあります。
いわゆる職人の仕事で、
身体で技術やスキルを
習得する必要があるものです。
医療や料理、理美容の現場などでは
同じ経験、苦労しないといけない
こともあると思います。
けれど、「車輪の再発明をさせない」
意識があれば
人には同じ技術を
もっと短時間で身に付ける方法や
もっと便利な道具を使って達成する方法
を伝えることができますよね。
まとめ
「車輪の再発明をしない!」
そう意識するだけでも
行動が変わります。
後から同じことを行う
人のため、自分のために
今何をするほうがいいのか
も判断できます。
今行っていることに対して
「車輪の再発明をしていないか?」
自分に問いかけるといいですね。
【編集後記】
このブログの見た目で
どうしても直したいところがあり
ここ半年近く、解決できなかった
ことがあります。
昨日、やっとその原因が特定
できました(^^)
同じ苦労をしている人がいる
かもしれないので
その原因もブログの記事に
したいと思います。
【昨日の1日1新】
・新風館 Cafe Salon
・台湾のマンゴービール
【昨日の1日1捨】
・長い間使っていなかったネクタイ