売上の見通しは厳しめぐらいでちょうどいい。

売上の見通しはどのように立てますか

20210709

売上が増えない前提での計画

自社の決算が6月末ということもあり、
7月から6月の1年間の期間で
個人の税理士事務所と自社の法人で
合算した計画を立てるようにしています。

7月に入った今であれば、
来年2022年6月までの数値計画
があります。

この計画では
売上を増やす計画には
していません。

現状のお客様との契約
を前提にした金額なので、
新規契約などが1年間ない状態で
どれだけの売上になるか、
予定している経費や借入の返済
をした上でどんな利益になるか。

契約の解除などで売上が減らない
経費を使いすぎることがない、
ことを実現できれば
計画上の利益を達成できること
になりますよね。

売上の見通しは厳しめぐらいでちょうどいい。

経営者の方の中には
売上の計画を立てるときに

根拠はないものの売上アップが実現できそう

という売上金額を計画の数字にしよう
とされる方もいらっしゃいます。

来期には○○事業に取り組むから
前年比で15%アップ、
月の売上も□□万円は達成できそうだ。

もちろん可能性としては
考えられる数字ではありますが、
その○○事業に取り組む前の状態であれば
実際に売上が増えるかどうかも分かりません。

その状態でアップした売上金額で
計画を組もうとするとどうでしょうか。

当然、売上が増える分、
計算上は利益も増えることになります。

利益が増えるのであれば、
もう少し経費を増やしても大丈夫だ、
という判断にもつながりますよね。

経費を増やす計画を立てて、
実際に経費を使う。

一方で、新規事業による
売上アップが実現できなければ
想定していた利益は確保できず
赤字になってしまうかもしれません。

環境の大きな変化がなければ
売上の見通しは厳しめに立てて、
その中で利益が出るような計画
を立てておく。

その上で新規事業への取組み
によって実際に売上アップを
実現できたのであれば
そこから計画の見直しを
すればいいですよね。

もちろん現状の売上水準で
必要な経費をまかなうことが
できていない状況であれば
計画の中にも売上アップを
組み込む必要がありますが。

計画と実績を常に比べること

経営数字も
常に計画と実績を比べることで
理想に対する現在値を確認すること
ができます。

さらにその確認する頻度を
高めれば高めるほど、
計画の数字の意識も高まり、
行動にも反映されるものです。

実績だけを確認することなく
常に計画を比べて実績を確認する
環境を作っておきたいですね。

税理士との面談では
計画の数字に数字対する
実績数字の達成状況を必ず確認する、
と決めておくことも1つの手段
になりますよ。

【編集後記】

最近、就寝時間を早めて
生活のリズムを整えようと
しているのですが、
まだしっくりきていないので
睡眠管理アプリを試してみる
ことにしました。

しばらく計測してみて
どんな結果が出るかが
楽しみですね^^

【昨日の1日1新】

・AutoSleep

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