節税思考から利益思考、キャッシュ思考へ。思考を変えると得られること。

思考が変わると結果も変わります。

20210301

なんとかしてくれる

税理士に顧問を依頼される方の中には

「税理士に頼めば、税金の負担をなんとかしてくれるのでは」

と考えておられる方が
少なからずいらっしゃいます。

確かに、
これまで誤りのあった
税金の計算を正しく行う、
税金の負担が軽減される
新たな制度を取り入れる、
ということで

税金の負担が減る

こともあります。

けれど、
既に正しい手続きをして
正しい計算をされていることに関しては
その結果を変えることはできません。。

節税思考から利益思考、キャッシュ思考へ

先程のように
税金の負担を減らすことに
極端にこだわることはなくても

税金の負担を減らしたいという節税思考

をお持ちの方は少なくないと思いますが

節税思考から利益思考、キャッシュ思考に切替えること

をお薦めしています。

特に事業を伸ばしていきたい、
安心して経営できるようにしていきたい、
と考えている経営者の方には
思考を切替えて頂きたいです。

節税思考によって
決算や確定申告で支払う税金を
いかに少なくするかを
重視していると、

お金を使って、利益を減らす手段

を選択してしまうこともあります。

税金の負担は減るけれど、
それ以上に出ていくお金が増えると
手元のお金はなかなか増えません。

手元のお金が増えないと、
資金繰りに頭を悩ます時間が増えたり、
将来を見据えた設備投資や人の採用よりも
目の前の売上をいかに増やすか
という視点になりがちです。

お金があることによる安心感を
得ることはできませんし、
新しいチャレンジへのハードルもあがり、
事業を伸ばすことからは
離れてしまいますよね。

節税思考ではなく、
いかに利益を確保して
キャッシュを残していくか。

利益を確保して利益を増やせば
その分、負担する税金も増えていきます。

それでも
利益を増やせば
税金を支払っても、
キャッシュが残るはずです。

数字で、図解で確認して、体感する

節税思考から利益思考、キャッシュ思考
に切替えるといっても、
簡単に切替えができるものでもありません。

まずは、
数字や図解での試算で確認すること。

実際の数字で利益を確保して
税金を支払った場合に
どれだけキャッシュが残るのか。

節税思考で対策を行うことで
利益を減らして税負担が減った場合に
どれだけのキャッシュが残るのか。

どちらが望ましい状態かが分かれば
判断もできるはずです。

さらに、
実際に体感すること。

利益が増えて、税金の支払いも増えたけど
預金残高が増えているから
経営の不安感が消えて、
新たなチャレンジができそう。

実際に
キャッシュがあることによる安心感があり、
新たなチャレンジができる状況が出来たから方からは
極端に税金を減らしたいという声が
聞こえてこなかったりするものです。

思考を切替えて頂くためにも
未来の数字を確認できる環境
を作っていきます。

【編集後記】

昨日は朝にお風呂掃除などを
済ませて事務所へ出勤。

補助金や一時支援金のフォローなど
を考えると前倒ししていくことと
業務の見直しが必要だと感じる
今日この頃です(^^;

【昨日の1日1新】
・ブラックサンダーミニバー ガトーショコラ

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