何を考えて道具を選ぶかですね。
美容師さんが使うハサミ
今日は午前中の時間を利用して
いつも髪を切ってもらっている
美容室へ行ってきました。
担当して頂いている美容師さんとは
いろんな話しをするのですが、
今日は美容師さんの商売道具、
ハサミの話しに。
美容師さんが使うハサミって
高価なんですよね。
安いのもあるけど、
1丁で数万円から十数万、
するものを使うそうです。
しかも、
当然1本じゃないですしね。
で、その美容師さんは
同じハサミだけでも
3丁持っておられました。
形はほぼ同じなんですが、
3丁とも違いがあると。
まず、
長さであったり、刃先が
微妙に異なる。
さらに、
それぞれ使う金属も違うそうです。
濡れた髪なのか、乾いた髪なのか、
どんな仕上がりにしたいのか、
ふわっとするのか、
などによって使い分けるとのこと。
つまり、
お客さま、相手のことを想うからこそ
道具選びにこだわりが出る、
ということですよね。
道具に対する想い。どの道具を選ぶかに想いを込める。
この道具に対する想い、
税理士の場合だと何でしょうか。
電卓、PC、ではないですよね。
何に想いを込めるかというと、
「伝えるための資料」
じゃないでしょうか。
一般的に税理士、会計事務所が
数字や会社の状況を
お客様に伝えるための手段として
「試算表」
を使うことが多いです。
勘定科目が並んだ、
情報量が多めの資料です。
でも、
その「試算表」には
どんな想いがあるでしょうか。
・前の担当者から「試算表」で報告していた。
・事務所の標準的なやり方だから。
こんなことはないでしょうか。
それより、
その時々のお客様の状況に合わせた
資料で伝える方がいいですよね。
全体的なお金の流れなら
お金のブロックパズルで
先々の決算や納税の見込みを
確認するならこういった資料
場合によっては、
資料を作るより、
ホワイトボードなんかで
一緒に確認しながら
課題や解決策を考える。
なんて方法が
いいこともありますよね。
まとめ
形式的、杓子定規にではなく
相手を想って使う道具も
選びたいですね。
どの道具を選ぶかに
想いを込めることです。
【編集後記】
今日は借入れをしている
金融機関の担当者の方が来られて
自分の確定申告書を提出。
決して心地いいものでは
ないですけど、
来年はどんな数字を提出できるを
楽しみに1年を過ごしたいですね(^^)
【1日1新】
・MacOSXプリントシステムのリセット
【1日1捨】
・事務所にある古いタウンページ