数字を見る立場だからこそ。ピンチを伝えることができる。

数字が教えてくれますよ。

20200213

ピンチをピンチと感じない・・・・

経営者の中には
ピンチの状況にあっても
ピンチと感じていない方も
いらっしゃいますよね。

なんとなく
売上が減ってきている、
お金があまり残らない、
なんとか支払いができている状態
であることは認識している。

けれども、
売上が0になっているわけでもないし、
また景気が良くなれば
業績も良くなるんじゃないか、
と考えていたり。

あるいは、
何か対策は取らないといけないけど、
目の前の仕事があって
その仕事をこなすことで
精一杯になっている、

ピンチをピンチと感じる
余裕もない。

そうこうしているうちに
立て直しもできない、
なんてことが起こらないように
したいものです。

数字を見る立場だからこそピンチを伝えることができる

税理士という立場であったり
経営をサポートする仕事をしていて
数字を見る立場にいると、
ピンチをピンチだとすぐに
感じることができます。

経営者自身は
ピンチだと感じていない、
あるいは
ピンチであることは
薄々感じているけど、
見ないふりをしている
ことがあります。

そんなときに
客観的に数字がどう変化していて
この状況が続くとピンチを迎える
ということをお伝えするんです。

売上は現状維持だけど、
仕入などの原価が上昇していたり、
人件費などの固定費が増えていて
利益が減って、お金も残らない。

1年前の預金残高と比べると
数百万円減少している。

原価率がじわじわ上昇していたり、
接待交際費や広告宣伝費の負担が
増えて利益を圧迫していたり。

数字を見る立場にある専門家が
ピンチであることを
経営者に伝えることができるわけです。

手遅れになるまえに
警鐘を鳴らすこと。

「このままの状況が続くとあと1年は持たないですよ」

「どこを改善していくか一緒に改善していきませんか」

数字を見る仕事には
こんな役割もあります。

本当のピンチにならないために

会社やお店の状況を
客観的に把握するために
経営の数字を確認しておくことが
欠かせません。

毎月数字を確認しておけば
本当のピンチを迎える前に
ピンチの芽を摘むことが
できますよね。

経営者自身が数字を見て
ピンチをピンチと感じて
行動に移すことができるのが
ベストです。

ですが、
経営者自身で確認することが
難しいようであれば、
ピンチをピンチと伝えてくる
パートナーを見つけることも
1つの手になりますよ。

【編集後記】

昨日のランチは
「けいらんうどん」

卵とじのあんかけうどんです。

この季節は
自然と暖まるものが
欲しくなりますね(^^;

【昨日の1日1新】
・三高餅食堂 けいらんうどん

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