どんなイメージを描いていますか
実現したいことが実現したその後は
お客様からも将来実現したい理想の状態
を教えて頂くようにしています。
お客様によって理想の状態はさまざまですが
事業を経営する立場の方であれば
このように考えることはないでしょうか。
「売上○億円を実現したい」
「社員数○○人規模の会社にしたい」
分かりやすい目標になるので
それを達成したかどうかも
確認しやすいですし、
周りの人からも確認できる内容
ではありますよね。
ただ、
「売上○億円を実現したい」
の売上○億円を実現した後は
どこを目指すのでしょうか?
「社員数○○人規模の会社にしたい」
の社員○○人の規模になった後は
どんな規模を目指すのでしょうか?
将来の理想像は点のイメージよりも線のイメージで
将来の理想像は
「ビジョン」という言葉でも
表されることが多いと思いますが
将来の理想像、ビジョンがある1時点のもの
になっていることは
ないでしょうか。
売上○億円を目指す、
といった場合に
その一つの点の目標を目指すこと
に集中してしまうと、
その先にどうしていくか
どこを目指すかが
あいまいになってしまう可能性
がありますよね。
目標でもある売上○億円が
近付いているときには
次の目標が決まっていないと
目標に到達した時点で
次の目標を失いかねませんよね。
将来の理想像を点でイメージする
のではなく、
線でイメージしてみると、
1つの地点だけでなく
さらにその先がどんな方向に向かうのか
をイメージすることができます。
売上○億円を目指して実現した後も
さらに売上を増やしていく方向もあれば
売上○億円を実現した後は
その金額をキープしながら
別のことを実現させていく方向
だってありますよね。
将来の理想像をどんな線で描くかによって
取り組むことも全て変わってくるはずです。
計画を作る前に目的を固めて将来のイメージを明らかに
数字による経営計画を作ろうとすると
ある地点までの数字目標を掲げることになり
その数字目標を実現することが
優先されてしまうことがあります。
その数字によって計画を作る前に
どんな線を描いていきたいか、
事業の目的を固めた上で、
どんな将来を描いていきたいか、
点ではなくどんな線を描きたいかを
明らかにしたいものです。
そうすれば
事業から退くときにも
どんな形で退きたいか
も考えることができますし、
その退き方を実現すために
どんな線を描くかも
イメージできますよね。
【編集後記】
昨日のクリスマスの前日は
長男はなかなか寝ることができない
事態になってしまいました。
サンタさんとプレゼントのことが
気になっていたのかもしれませんね。
ただ、
長男も次男もサンタさんからの
プレゼントを無事受け取ること
ができました(^^)
二人ともSwitchのパッケージ版ゲームを
もらっていましたが
ダウンロード版だとどうするのかが
いいのでしょうね(^^)
【昨日の1日1新】
・鉄道路線図の本