計画を立てる前に、理想の状態の解像度を確認すること

頭の中に映像は浮かびますか?

20211020_

できていませんでした

今思うと
私の税理士事務所の
開業前、開業時には
できていなかったこと
があります。

それは、

理想の状態をイメージで明らかにすること

です。

開業時には
どんな方針でどんな体制で
事務所を運営するか、
3年後ぐらいまでの数値計画
は明らかにしていました。

これらを使って
日本政策金融公庫での創業融資を
受けたりすることは
できました。

ただ、5年後10年後、20年後に

どんな理想の状態を実現したいか、
その状態のイメージを明らかにすること

はできていなかったんです。

このイメージをより明らかにできれば
開業前の計画も変わっていたでしょうし、
今の状況も変わっていたかもしれませんね。

計画を立てる前に、理想の状態の解像度を確認すること

お客様に対しても

計画を立てることで目指していることも
実現しやすくなりますよ

とはお伝えしています。

だからといって、
行動計画や数値計画を立てて
経営計画書を作り上げること
をそれほど強く勧めること
もありません。

そもそも、
事業をすることによって

実現したい理想の状態がどんなものか

そのイメージの解像度が高くないこと
も少なくないんです。

どれぐらいの売上を達成したいか、
何人ぐらいの体制にしたいか、
どんな商品やサービスを提供したいか

は明らかになっていたとしても

事業をすることで何を、どんな状態を実現したいか

についてはハッキリしていない、
解像度が高くない。

解像度とは、
パソコンやスマホなどの画面で表示される
表示の細かさのことです。

つまり、実現したい理想の状態についての
細部までは明らかになっていない、
とうこと。

そうなると
当然、5年後、10年後に
どんな状態を実現するかといっても
明らかになりませんよね。

実現したい理想の状態が
明らかになっていないまま
数値計画を立てようとしても
目指す数字の根拠が弱くなりますし、
どんな行動をするのかの
行動計画も具体性を欠いたものになります。

目指す数字の根拠が弱いまま
数値計画を立てても
それを達成したいと思いも
弱まるでしょう。

行動計画も具体性を欠いているものだと
なかなか実際の行動に移れません。

結果として
理想の状態を実現すること
がなかなか進まない
ということになりかねませんよね。

イメージから具体につなげる

自分の頭の中では
理想の状態のイメージが
できあがっている。

そんな状態であっても
そのイメージを他人に伝えても
伝わらないようであれば、
まだまだ解像度が低い
かもしれません。

イメージをしていることで
数字に置き換えることができるもの
は数字に置き換える。

固有名詞で表現できることは
固有名詞で表現する。

イメージを1つ1つ具体化することで
解像度が高まりますし、
人に伝わるものに変わっていきますよ。

【編集後記】

昨日は午前、午後とオンラインでの
お客様との経営ミーティングでした。

長年取り組まれていたことの中に
1つの結果が見えてきたことがあって
私も一緒に喜んでいました(^^)

簡単に結果がでないことこそ
結果が出た時の喜びが
大きくなりますね。

【昨日の1日1新】

・みなさまのお墨付き もっちりうどん 梅風味

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