短時間で結論を出すためにも必要です。
空中戦の議論
複数人で打ち合わせをしているときに
空中戦の議論
になっていること
はないでしょうか。
空中戦の議論とは
最初に出した議題から
参加者の発言によって
最初の議題から内容が離れてしまい
結論があいまいになったりするなどして
手応えのない会話になることです。
Aという議題でスタートしたのに、
議論をしているうちにBの議題に変わり
Cに対する結論が出る。
Aという議論に対する結論が出ていない。
こうした状況です。
空中戦の議論になってしまうと
本来決めないといけないことが
決まらないまま時間を使ってしまうので
もったいないですよね。
ホワイトボードで議論を空中戦から地上戦へ
議論が空中戦になってしまう原因としては
今、何について話し合っていて、
どんな結論を出す必要があるのか
が見えなくなってしまうことがあります。
最初の議題は手元に資料に書かれていた
としても、議論の中で出てきたことが
会議の参加者が自分でメモをしているだけだと
人によって理解度に差が生まれたり、
議論をしないといけない論点が
変わってしまってしまいます。
Aという議題に対して、
Bという答えが必要だと考える人と
Cという答えが必要だと考える人が
いるとなかなか話しが進みません。
この空中戦の議論を防ぐために
有効なモノが
「ホワイトボード」
です。
「ホワイトボード」があれば
1つの議題に対して、
どんな意見が出てきているのかを
書き出していきます。
そしてそれを会議の参加者全員で確認する。
すると、
1つの議題に対して、
これまでどんな意見が出てきたのか
を全員で共有できるので、
一度出た意見に対して、
別の人がまた同じ意見を話す
といったことを防ぐことができます。
さらに
議論の内容が逸れていったとしても、
議論の内容を書き出していけば、
議論の内容が当初の課題から逸れている
ということも全員で確認できますよね。
議論をフワフワとした空中戦から
地に足を付けた地上戦に戻すこと
ができます。
写真のホワイトボードは
携帯型のホワイトボードです。
目に見える形で共有する
いくらいい話し合いができたとしても
その話し合いの記録が残らないと
参加者のその後の行動が
あいまいになってしまうことがあります。
そうしたことを防ぐためにも
目に見える形で共有する
ことが欠かせません。
議論の内容をホワイトボードで
共有することも1つですし、
ZoomなどのWEB会議であれば
会議中に話しあっていることを
Wordなどで画面を共有しながらまとめる
ことも有効な手段になります。
議論が噛み合っていない、
当初の議題から話しが逸れていること
を感じたら
目に見える形で共有する
ことに取り組んでみましょう。
これまでと違った結論が出て、
その後の行動にも人によるブレ
が減りますよ。
【編集後記】
昨日は事情があり急ぐ必要があった
確定申告を行いました。
税務署へ送信前の確定申告内容を
PDFでお客様に送り、すぐに確認頂けたので
その後30分で電子申告を行い、
確定申告の控えのPDFをお客様にお渡し
することができました。
日程を調整して直接会ったり、
紙に印刷してお渡ししたり
としているとこのようなスピード感
は実現しませんよね^^
【昨日の1日1新】
・東洞院SOU 粕汁テイクアウト