その利益はどの利益?利益の種類を理解して、どの利益をどう変えたいか。

利益によって意味が大きくかわります。

20180511

結局、黒字がいいのか、赤字がいいのか。

世の中には
いろんな考え方が
ありますよね。

会社や個人事業の利益についても

「絶対、赤字はダメ、黒字にしなさい」

という人もいれば、

「中小企業なら、むしろ赤字にしなさい」

という考えの人もいます。

これは本なんかも同じで
黒字にするためにいかに
利益を増やすか、最大化するか
について書かれた本がある一方で
赤字決算を推奨する本だって
あるんです。

すると
結局のところ、
黒字にするのがいいのか、
赤字にするのがいいのか、
よく分かりませんよね。

その利益はどの利益?利益の種類を理解すること。

利益について
黒字がいい、
赤字がいい、
といろんな考え方が
あります。

けれど、
そもそも会社の利益、
には種類があるので
どの利益のことを
指しているのかを
理解しないといけません。

会社だと
決算書に出てくる利益には
5つの利益があります。

①売上総利益(粗利)

・・・売上から売上に直接必要な仕入や材料費などを引いて残った利益

②営業利益

・・・①から営業に直接必要な人件費や家賃、広告宣伝費などを引いて残った利益 

③経常利益

・・・②に本業以外の収入や経費を加減したもの。
 雑収入を加えて、金融機関に支払う利息を差し引いて残った利益

④税引前当期純利益

・・・③からその期だけでに発生する特別な利益や損失を加減した利益。

 固定資産を売った時の利益や損失、廃棄したときの損失を加減したももの。

 税金を計算する基になる利益

⑤当期純利益

・・・④からその期の法人税などを引いて残った最終的な利益

一言で黒字、赤字といっても
どの利益のことを指しているか
によって意味が異なります。

①から③は会社がどれだけの
利益を生み出せるかの
バロメーターなので
当然、黒字の方がいいわけです。

でも、
④の税引前当期純利益となると
話しは別です。

この利益をもとに税金を計算する
わけです。

経常利益まででしっかり黒字を
出していても、
含み損のある土地などの
固定資産を売却して
固定資産売却損が生まれると
④の税引前当期純利益も減って、
その期の法人税が減ります。

だから④の税引前当期純利益は
少なくてもいい、むしろ
赤字になってもいい。

そんな考えだってあるわけです。

どの利益をどう変えたいか。

利益といっても種類があります。

なので、大切なことは

利益の種類を知って、どの利益をどう変えたいか

です。

売上総利益(粗利)は
当然、伸ばした方がいい
ということになるでしょうし。

営業利益については
人を多く採用したりして
先行投資を行うので
今年はあえて減らす。

そんな考えもあるかも
しれません。

本業では利益を増やすことを
考えつつ、
税引前当期純利益だけは
どうすれば減らすことが
できるかの知恵を絞ることも
必要なことですしね。

【編集後記】

今日は大阪で
いくつか予定があります。

久々に会う方や
始めてお会いする方、
楽しみな一日です^^

【昨日の1日1新】

・加賀名物 柴舟

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