この情報に目を通しておくといいです。
BS(貸借対照表)月次推移表って何?
そもそもBSって何?
って言葉ですよね。
日本語では貸借対照表
(たいしゃくたいしょうひょう)、
英語ではBalancesheetを
略してBS、
と呼んでいます。
会社や個人事業主などの
・ある時点における
・現金や預金、売掛金や建物、備品、車の財産と
買掛金や借入金などの負債などがいくらあるか
を確認するための表になります。
例えば、
12月31日の決算日時点で、
現金や預金がいくらあって、
売掛金はいくら残ってて、
建物や備品の価値はいくらで
これから支払いが必要な
買掛金や借入金がいくらあるか
を把握することができます。
BS、貸借対照表は
あくまである一時点の
情報なんですね。
そして、このBS、
貸借対照表の情報を、
1月末、2月末、3月末・・・と
時系列に並べて一度に表示したもの
がBS(貸借対照表)月次推移表に
なります。
このようなものですね
BS(貸借対照表)月次推移表を見てみましょう。
このBS(貸借対照表)月次推移表って
普段見ることあまりないと思います。
顧問税理士や会計事務所から
渡されることも少ないんじゃないかと
思います。
(個人的経験からですが)
でも、BS(貸借対照表)月次推移表には
貴重な情報があるんですね。
例えば、
去年1年間の推移表を見たときに
明らかにお金が減るタイミングが
見つかったりします。
現金及び預金合計
をずっと追っかけて見て
どんな増減があるかを
確認すると分かりますよね。
賞与を支払ったから、
大口の取引先との契約がなくなったから、
など、原因も見つかるはずです。
すると、
今年のお金についても
予測を立てることができ、
先々の資金繰りを考える
きっかけにもなります。
賞与を支払うタイミングで
大きく減る、
今年は先月、大口の売上があったから
来月の入金額は例年より多くなる、
など。
そういったことを考える
きっかけになります。
一方で、
利益は出てるのに
お金の残高は増えてない。
といったことが分かると
なぜ、そんな事態になっているのか
ギモンを持ちますよね。
すると、売上が増えたはいいけど
売掛金の回収が進んでない、
といった理由が
浮かんできたります。
売上だけでなく、
売掛金の回収に
もっと力を入れた方がいいなど
やるべきことも見てきますよね。
BS(貸借対照表)月次推移表を
一度でいいから見てみることを
お勧めします。
どうやってBS(貸借対照表)月次推移表を手に入れるか?
このBS(貸借対照表)推移表ですが、
どうやって手に入れれば
いいのでしょうか?
最近の会計ソフトであれば、
このBS(貸借対照表)月次推移表は
カンタンに出力する
ことができます。
ソフトによって
月次推移表、期間推移、
など名称は異なりますが、
内容は同じです。
毎月、顧問税理士より
試算表などの書類を提出して
もらっている場合であれば、
BS(貸借対照表)月次推移表を
出してもらうことを
お願いしてみてください。
まとめ
売上や利益がどう推移しているかを
確認することも大切ですが、
経営の生命線はお金があるかどうかです。
BS月次推移表で見れば
お金の残高がどの月に
どう変化しているかを
知ることができます。
また、今後のお金が
どう変化するのか
資金繰りを考える
きっかけにもなりますよ。
【編集後記】
年末のこの頃になると
来年取り組みたいことの
アイデアがいろいろと
浮かんできます。
とはいえ、
何をやって、
何はやらないか、
の区別を付けることが
大切ですよね(^^;
【昨日の1日1新】
・野菜生活 とちおとめミックス
【昨日の1日1捨】
・事務所にある不要な冊子