消防車好きの子供のために行った京都市市民防災センター。
子供のためだけの場所ではありませんでした。
京都市市民防災センターってどんなとこ
京都市市民防災センターは災害時に取るべき行動や防災知識を体験しながら学ぶことができる施設です。
災害が発生した時の行動を体験するプログラムや子供が防災に関心を持つようなゲームなどが多数用意されています。
行ってみるまでは、子供が遊んで楽しめたらいいや、というイメージを持っていました。
子供にも親にも事業者にもオススメなわけ
子供が楽しめたらいいや、との思いで行った京都市市民防災センターですが、意外なことに親の立場にとっても、事業者にとってもオススメの施設でした。
子供にオススメなわけ
まず、子供の関心を引くものが豊富にあります。
消防署が隣接
防災センターの隣が消防署です。
実車の消防車を見ることができます。
通常はこれ以上立ち入ることができないのですが、イベントなどによっては近くで見ることができるようです。
ミニ消防車
子供が実際に乗ってサイレンやライトを付けて遊ぶことができます。
ゲームセンターにあるものより遥かに本格的です。
消防ヘリコプター(シミュレーター)
消防ヘリコプターの実機に乗ってシミュレーションゲームをすることができます。
子供が小さい場合は親の方が楽しいゲームですね。
案の定、ヘリコプターよりもマニアックなミニカーの消防車に関心を示していました。。
この他にもゲームなどが用意されているので、子供が楽しみながら火の怖さを知ることができます。
※京都市市民防災センターHPより
親にとってオススメなわけ
子供が楽しむ以外にも、親が自分自身にとっても有意義な場所でした。
防災に関する体験プログラムが豊富に用意されています。
この日、体験したのは次の2つです。
消火体験コーナー(消火訓練室)
まず、消火器の使い方について学びます。
消火器のタイプによって使い方や消火作業ができる時間が変わります。
一般的なものであれば消火作業ができる時間は20~30秒程度です。
なので、消火器から出る泡などが直接火に当たるところまで来てから開栓しないといけません。
火に届く前に消火器の中身がなくなった、ということがないように。
そして、モニターの模擬火災に対して、実際の消火器を使って消火体験をすることができます。
1人1人消火器をもって消火作業を体験できました。
避難訓練体験コーナー(避難体験室)
ホテル火災を想定して、実際に煙が立ちこめる建物の中での避難行動を体験することができます。
※京都市市民防災センターHPより
実際にはこの写真よりも暗く、煙により視界が悪くなります。非常口がどこにあるか探すのが大変でした。
そして小さい子供だと煙を見ただけでどんな行動を取るかも分かりません。
実際にうちの息子は煙をみた途端、突然走り出してしまい親から離れてしまいました。。
こんなことにならないようにどんな時でも手を離してはいけません。
この他にも体験プログラムが多数用意されています。
子供がいる親にとっては、災害が起きたときにどういうことが事が起こりうるのかを実感できいい経験になります。
子供の成長に合わせて何度も通って体験しておきたいですね。
事業者にオススメなわけ
子供や親という立場だけでなく、事業者の立場でもオススメな施設です。
事業を行っている自社や事業所で災害が発生することも考えられます。
その時に経営者や従業員が防災に対する知識を持っていて、落ち着いて行動することができれば被害を最小限に食い止めることができます。
また、何よりも経営者や従業員が個人的に災害に遭遇した場合でも、防災に関する知識を持ち、体験をしていることで命や財産を守ることができるかもしれません。
従業員・経営者個人を守る、事業を守るためにも組織ぐるみで体験しておくといいですね。
まとめ
京都市市民防災センターは京都市の施設ということもあり、
体験プログラムやゲームなど全て無料です。
子供から大人まで楽しみながら貴重な体験ができます。
一度行くだけで防災に対する意識を見直すいいきっかけになりますよ。
あまり混んでなかったのもオススメのポイントです。
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【編集後記】
防災センターは先週末の土曜日に行ってきたのですが、
息子はよほど気に入ったのか、
次の日も消防署(防災センターのこと)に行く~
と言っていました(^^;