数字だけのプランになっていませんか
数字だけだと絵に描いた餅になりかねない
事業の数値計画を立てて、
目標の売上、利益金額を設定したけれど
実績を比べて確認したり、振り返ることなく
絵に描いた餅になってしまっていること
はないでしょうか。
補助金申請のために経営計画書を作成した。
金融機関からの依頼があって
経営計画書を作成した。
自らの意思ではなく
必要性に迫られて作成した計画書の場合、
そもそも
「計画書を作成すること」
が目的になってしまっているので
作成後、求められているところに
提出したことで目的を達成していますよね。
計画書を作成することが目的なので
作成して提出できれば、
その計画書どおり事業の実績が残せているか
は関係なかったりしますよね。
実際に、私も独立開業する際に
融資を受けるために
月別の売上、経費、お金の増減を
3年先までに並べた資料を作成して
提出しました。
ですが、政府系金融機関で
融資後に実績を報告する機会も
ありませんでした。
数字のプランから一歩進めてアクションプランへ
せっかく数字の計画書を作成した
にも関わらすの計画書が活用されていない
ケースを見聞きしてきました。
そもそも計画を作るときに
計画を作ることが目的だったので
実態にそぐわないものになっていた
のかもしれません。
あるいは
計画書で挑戦的な目標を掲げたものの
すぐにその目標達成が困難になったことで
計画を振り返ることをやめてしまった
可能性もあります。
ただ、せっかく作った計画書、
数字のプランを放っておくのは
もったいないことです。
計画書の数字は何らかの根拠に基づき、
実現したい数字を掲げているはずです。
その計画通りの実績を残していけば
実現したいことの実現につながったり
お金を増やしてより安定した経営にも
近付くのではないでしょうか。
ただ、その数字のプランに向き合う
ためにも必要になるものが
アクションプラン
です。
その数字をどうやって達成するのか、
具体的な行動を考えて、決める。
いつ、誰が、何を、どのように、実行するか。
これを決めるからこそ
具体的に行動を取ることがができるはずです。
新年度の売上目標は1億円だ!
と決めたところで何をするか
決めていなければ、
動きようもありませんし、
その売上目標を達成することは
まぐれによって達成するケース
しかありませんよね。
プランをアウトプットする場があるかどうか
数字のプランから一歩進めて
アクションプランまで作成する。
そのために必要なことは
数字のプランをアウトプットする場
を用意することです。
作成した数字のプランを
どこかに提出するだけだと、
そのプランをどうやって実現するか
説明する機会がないケースもあります。
数字のプランを達成するため、
その売上、その利益を
どうやって実現するか、
そのためにどんなアクションを
いつ、誰が、どのように行うかを
説明しないといけない。
あるいは質問を受けることが
決まっている。
プランをアウトプットする場を作ることで
数字だけでなく、アクションプランも
自然に生まれることになりますし、
実際の行動、結果にもつながるわけですよね。
【編集後記】
昨日は事務所近くのホテルの
デイユースプランを利用しました。
自分の会社の決算期が6月であるため
6月までの会社と個人事務所の数字を合算して
確認するとともに
会社と個人事務所の7月から目標値と
アクションプランの策定を行いました。
アクションプランはもう少し練る必要
がありますが、
やるべきことが明確になりました^^
【昨日の1日1新】
・三井ガーデンホテル京都三条 デイユース利用
・京都ことこと烏丸御池店