実現できそうな売上から目標を立てていませんか

目指したいではなく目指す理由を明らかに

20210714

売上から目標を立てたくなる

事業を経営する立場であれば
売上目標を決めることが
必要になります。

店舗を任される店長の立場
であったとしても
売上目標を立てることが
求められたりもしますよね。

いざ、売上目標を決めようとする
売上から考えてしまうこと
はないでしょうか。

1ヶ月のお客様が何名で
お客様ごとの客単価がいくらで
○○万円の売上を達成できそう。

だから1ヶ月の売上目標も
○○万円を目指そう。

実現できそうな売上から目標を立てていませんか

もちろん売上目標を
立てること自体は
悪いことではありません。

事業を行う上で、
店舗や拠点を任される上で
売上目標を決めた場合と
売上目標を決めない場合とでは
残すことができる実績も
変わります。

目指すゴールが
はっきりしないまま走るのと
目指すゴールが明確に見えている
状態で走るのとでは
力の掛け方も変わりますよね。

ただ、目指す売上目標を
売上から立てた場合、
その売上目標を達成させる根拠
は明らかになっているでしょうか。

○○万円という売上があれば
なんとか事業ができそう、
経費をまかなって利益も残りそう、
という根拠の売上目標だった場合
仮にクリアできなかったとしても
また次月頑張ろう、
で終わってしまいかねません。

そうではなく
月々の返済がいくらで
人件費や家賃や広告宣伝費、消耗品など
月々の固定費と合わせると
最低、□□万円の粗利益が必要になる。

□□万円の粗利益を
粗利益率(1-原価率)で割り戻すと
最低限☆☆万円の売上がないと
毎月、手元のお金が減っていってしまい
事業が成り立たない。

売上から目標を立てるのではなく
根拠をもとに売上目標を逆算で
計算していくことができれば、
その売上目標も

達成したい金額 

ではなく

達成しないといけない金額

に変わりますよね。

とにかく増やす、ではなくあといくら増やす

達成しないといけない金額
が明らかになって、
さらに理想の売上目標も
根拠だてて逆算で求めること
ができれば
売上に対する考え方も変わります。

根拠のない売上目標であれば
多少の売上増加があっても
安心することができないので
とにかく売上を増やす、増やしたい
という発想になりかねません。

一方で、根拠のある売上目標であれば
その目標を達成できれば
それ以上無理をする必要も
なくなります。

売上目標に到達していなくても
その目標に対して足りない金額を確認して
足りない分を補うための
行動に集中することができますよね。

今の売上目標に根拠はありますか。

【編集後記】

昨日は午後に
オンラインミーティング、
夜に訪問してのミーティング
でした。

どちらのミーティングでも
売上目標の立て方や
売上の目標金額が
議題になりました。

目標が決まればあとは
その目標に向かって行動するだけ
ですからね。

【昨日の1日1新】
・とくになし

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