理想的な壁打ちができていますか
壁打ちの壁という役割
お客さまと経営のミーティングを
するときには
「壁打ちの壁」
としての役割として
ミーティングに臨むように
しています。
「壁打ちの壁」
って何かというと、
相手から発するものを
受け止めて返す存在
ということです。
テニスや野球、サッカーなどで
壁に向かってボールを打ったり
投げたり、蹴ったりして
練習することがありますよね。
この時の壁の役割です。
壁に向かって練習することで
自分のフォームを確認したり、
反復練習により技術を高める
ことができます。
決して、壁の方から勝手に
ボールが投げ込まれて
想定外の練習することも
ありません。
ミーティングをするときにも
壁打ちの壁の存在がいるからこそ
考えていることを言葉に出したり
反応を確認することができるわけです。
そして壁があるからこそ
考えが整理できたり、
事前の練習ができたからこそ
行動できることってありますよね。
壁打ちの壁としてできること、めざすこと
壁打ちの壁だからといって
何もせずに
相手が壁に向かって行動を
起こすのを待つだけではありません。
壁打ちの壁としてできることや
めざすことがあります。
壁打ちをしようと思える壁になること
経営者が自分の考えや構想を
伝えてみようと思えるかどうか。
壁打ちをしてもらえなければ
意味がありませんよね。
まだ、
アイデアとしても固まっていない
思いつきだったり、
計画としては不十分であることを
理解している構想など。
話しをすることで、
アイデアを磨こうとしているにも
関わらず、
そのアイデアや構想を
すぐに否定する壁に
なっていないか。
ふわふたとした内容であっても
壁打ちをすることで
その内容を洗練させることが
期待できる壁である必要があります。
臨機応変に返し方を調整する
壁打ちの壁だったとしても、
相手が出すものを
何も考えず打ち返す壁では
意味がありません。
大きな壁の中でも
どこに打ってもらえばいいかの
範囲を示したりして
的外れなところに
打たれないようにする
工夫が必要です。
また、壁も硬さも調整して
返し方を調整することだって
あります。
威力のあるボールを
その力のまま跳ね返すのか、
その力を一部吸収して
力を弱くして返すなど
強弱をどう付けるかも
内容に応じて考える。
壁打ちを返す方法も
バリエーションがある方が
壁打ちの練習にもなりますよね。
理想的な壁を作れているか
壁打ちをすること、
つまり
打ち合わせ、セッションをすることで
頭の整理できた、
気分転換になりスッキリできた、
これから取り組むことへの意欲が湧いた。
壁打ちを受ける側としては
理想的な壁を作れているかを
確認する必要がありますし、
壁打ちをする側としれば
理想的な壁に壁打ちできる環境が
できているか。
事業を経営する上で
孤立しないようにするためにも
理想的な壁打ちの壁がある
環境を整えたいですね。
【編集後記】
昨日は長男の小学校の始業式
だったので、
自宅で仕事をして昼食を
一緒に取りました。
惣菜パンを選んだのですが、
長男が好きなものであれば
食べる量も負けるときが
ありますね(^^;
まぁ、嬉しいことですけどね(^^)
【昨日の1日1新】
・パンとパティシエ KYOTO KEIZO BAKERY