他社でうまくいっていることが本当に取り組みたいことか

いいところしか見えなかったりするもの

20221128

隣の芝生は青く見えるもの

同業者だったり隣接している業種の
方々や企業が活躍している様子を見かけたとき
どのように感じるでしょうか。

「素晴らしい活躍だ!」

「自分も、自社も負けていられない!」

と感じる方もいるでしょうし、
中には

「活躍されてて羨ましい!」

と感じることも
あるのではないでしょうか。

自分だって、自社だって
同じような活躍をして、
成果を残したい。

そう感じることは自然なことだと思いますし
私自身もこう感じることは少なくありません。

組織に属していれば、
同期や先輩、後輩の活躍。

独立してからであれば
同業者や面識のある方々の活躍。

羨ましく感じる一方で
気を付けないといけないことは

「隣の芝生は青く見える」

ということですよね。

一見、羨ましいと感じる他者の活躍も
表面に見えていないところで
とても苦労をされていたり
他に真似のできない努力を積み重ね
されているかもしれません。

他社がうまくいっていることは取り組みたいことかどうか

他社がうまくいっていること
であれば
自社でも、自分でも取り入れること
でうまくいくのではないか。

そう考えたりもしますよね。

市場で評価されている取り組みだから
自社も取り入れることで
売上や利益がアップするのではないか。

売上アップが期待できる手法、
儲る手法だから
自社でも取り入れたい。

そう考えて、実際に行動に移る前には
少し立ち止まって考えたいものです。

他社がうまくいっていることは本当に取り組みたいことか

を確認すること。

他社がうまくいっているからといって
自社もうまくいくとは限りません。

他社がうまくいっている背景には

・その取り組みを始めた目的や実現した理想

があって、
その取り組み方を生み出し、
その取り組みを続ける上で
他社では想像のつかないような努力の上
に成り立っているかもしれません。

他社がうまくいっていることを
取り入れるのであれば

自社が、自分自身が本当に取り組みたいこと

かどうかを確認した上で
取り組みによって何を実現するのか
まで明らかにしておきたいものです。

本当に取り組みたいことを見つけるための言語化

自社が、自分自身が
事業の中で本当に取り組みたいことは何か
を考える上で欠かせないことが

事業の目的を言葉にする

ということです。

「何のためにその事業を行いますか?」

事業の目的を聞かれてときに
どのような回答をするでしょうか。

目的さえ明らかになっていれば
その目的の実現に近付けることかどうか
確認できれば
本当に取り組みたいことかどうかも
確認できますよね。

【編集後記】

昨日の午前中は長男、次男と3人で
中央図書館へ。

次男とは2週間ごとに訪れているものの
長男は今回初めてでしたが
読みたい本が見つかったみたい
でよかったです。

あと、図書館に飾ってあった
「おはなし迷路 ジャックと豆の木」
は親子で楽しめました^^

【昨日の1日1新】

・福助 西陣店

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