賞与が高いか低いかは誰が決める?支払う側と受け取る側が決める。

比べても高いか低いか分かりません。

20211222

賞与をいくらにすれば・・・

経営者の方から

「賞与の金額をいくらにすればいいか」

というご相談をよく受けます。

私の知る限り中小企業の場合
大企業のように給与規程などで
賞与の計算方法が決まっている
ケースは珍しく
経営者自身が金額を決めていること
がほとんどです。

経営者自身が自由に金額を
決めることができるといっても
実際に1人1人の金額を
決めるときには悩みますよね。

もちろん経営者の方自身が
悩んでいる賞与の金額について
相談されても

いくらぐらいがいいか

とは答えることが
できませんよね。

賞与を支払う対象者の方が
どんな働きぶりだったのか
なんて分かりませんしね。

賞与が高いか低いかは誰が決める?

賞与の金額をいくらにすればいいか

というご相談に対して
お答えすることが難しいのと
同じように

現在の賞与、これから支給しようとする賞与が高いか低いか

というご相談にもお答えすること
が難しい問題です。

賞与を受け取る社員さん、
賞与を支給する経営者、
それぞれの価値観があります。

同じ40万円という金額設定
だったとしても

社員さんからすれば少ないと感じている

経営者からすれば十分に多いぐらいだ

と考えることも少なくないのでは
ないでしょうか。

他にも同業他社、同規模の会社、
対象の社員さんの年齢などから
賞与の金額データを入手して
比べるという方法もあるかもしれませんが、
これもお勧めできる方法ではありません。

データに出てくる数字は
平均金額だったりします。

高い評価を受けた方もいれば
低い評価を受けた方もいるでしょう。

そう考えると賞与が高いか低いかは

賞与を支払う側、
賞与を受け取る側

それぞれが判断するしかありません。

賞与を支払う経営者としては
自分自身の感覚、これまでの経験から
自信をもって決めるしかありません。

社員側からすれば、
自信の成績、貢献度によって
賞与額が変わる要素があるのであれば
その要素を高めることを考える。

あるいは、
賞与を支払う基準を決めて
経営者、社員が共有する方法
だってあります。

自社の基準に従って
賞与の金額を計算する形にすると
高い、低いで悩む必要も
なくなりますよね。

その意味を丁寧に伝えること

機械的な計算式で
求められた賞与でない限り
その金額が決められた
意味があると思います。

その金額に込められた
意味があるときには
その意味を丁寧に伝えてみては
いかがでしょうか。

金額だけでは
伝わらない想いを伝える
機会にもなるのでは
ないでしょうか。

【編集後記】

最近、何名かの方に
私自身がこれまで取り組んできたことを
紹介させて頂くことがありました。

上手くいったこともあれば
失敗したことも含めてお伝えしました。

自分の失敗も誰かの
お役に立てることができれば
少しは報われますね(^^;

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