支払う税金が少ないと残るお金も少ない。何を望みますか。

より大きな視点でみると

20230226

納税してお金を貯めましょう

「これからはしっかり納税してお金を貯めていきたい」

経営者の方からこうした声を
お聞きすると
こちらも少し嬉しくなります。

それまでは
いかに支払う税金を減らすか
を考えておられた方が
支払う税金を減らすことばかり
に意識を向けるのではなく

納税もしながらお金を貯める

という考えに切替えていかれる
ケースに遭遇することがあります。

考えを切替えられただけでなく
実際に納税を続けながらも
事業のお金が貯まってきたことを踏まえて
納税をすることでお金が貯まることの
実感を持たれている方
もいらっしゃいます。

支払う税金が少ないと残るお金も少ない。何を望みますか。

「今期はあまり利益も出なかったので
支払う税金少なく済んでよかった。」

決算を終えた経営者の方の中には
こうした感想を持っておられる方
もいらっしゃるかもしれません。

確かに支払う税金が少なく済んだことで
出ていくお金が少なくなったことは事実です。

けれど、

そもそも利益が出なかった、少なかったこと

をどう評価するか
を考えないといけませんよね。

目指していた売上を確保できなかった、
予算として設定していた以上に
経費を掛けてしまった、
契約数やお客様の数が減りつつある、
客単価や契約単価が下がりつつある、
など。

利益が出なかった要因を確認したときに
良かったと評価できるでしょうか。

事業を続けていくこと、
目指す理想の状態を実現すること
を考えたときに
必要な利益を残して
お金を増やしていくこと
を求めるのであれば
利益が少なかったことは
決してよかったこととは
言えませんよね。

お金を増やす必要はない、
事業をより安定させる必要もない、といった状態で
利益を出すことも目指していないのであれば
利益が少なく税金が少ないことは目指す形なので
何も問題ないと思います。

けれど、
事業を続けることの安心感を高めたり、
実現したいことを実現できるように
するためには

税金を支払ってお金を増やす

サイクルを作っていきたいものです。

納税する痛みを乗り越えること

納税をすることでお金を貯める

といっても
実際のこれまでよりも多い
法人税や所得税・住民税を
支払うことには
多少なりとも痛みを感じること
も事実です。

そうした痛みを乗り越えること
ができるように
納税のタイミングを迎える前から
1年を通して
納税をするためのお金を確保する、
そのためにも利益を残しお金を増やす
事業の形を追求していきたいですね。

【編集後記】

昨日は朝に家の掃除など済ませた後
皮膚科に寄ってから事務所へ。

皮膚科の受診は
肌のコンディションが崩れないよう
年に1、回定期的に通っているものです。

先生に現状を確認していただき
必要な薬も頂いたのでしばらく
安心して過ごせます^^

【昨日の1日1新】

・KFC百万遍京都大学前店

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