その課題はもう少し分解できないでしょうか

解決までの距離を明らかに

20230225

課題を解決する前段階

お客様との経営ミーティングは
2時間~3時間確保して行うこと
がほとんどです。

経営の数字の確認はもちろん行い、
その数字を踏まえた上で
それ以外の経営の課題について
現状を確認したり
課題を解決するための話し合い
に時間を割くことが多いです。

とはいえ、
ご相談頂く課題について
私自身の専門分野であることは稀なので
この場で行うことは
課題を解決する前段階の

課題を整理すること

になるんです。

何らかの問題を抱えていると
すぐにその問題を解決したいと
考えてしまうものです。

けれど、

そもそもその問題はどういうものか

を改めて確認してみるとどうでしょうか。

実は問題と言えるものでないことだったり
その問題を解決することよりも
他の問題の方が優先順位が高いこと
を確認できたりもしますよね。

その課題はもう少し分解できないでしょうか

お客様からご相談頂く課題
についてその整理を行うときに
行うことの1つが

その課題をもう少し分解できないか

ということです。

1つの課題があったとしても
その課題が起きている原因は
1つとは限りませんよね。

いくつもの課題が複合的に絡んで
1つの大きな課題になっていること
が少なくありません。

環境の問題だったり、
関わる人の問題だったり、
お金が絡むこともあるでしょう。

1つの課題に対して、
どんな課題が含まれているのか
課題を分解してみましょう。

その仕事をする環境についての課題、
関わる人の考え方や捉え方についての課題、
お金がネックになって起きている課題。

など、課題を分解して
より小さな課題にしてみることで
今すぐ解決に取り組めることもあれば
解決に向けた取り組みがすぐにはできないこと
があることが分かります。

中には解決を諦めた方がいい課題
も見つかるかもしれません。

ただ、こうして課題を分解していくことで
課題を解決するために必要なことが
より具体的な取り組みとして
確認できるようになりますよね。

何をすればいいか、が分かり
何をしなくてもいいかも分かれば
あとは今すぐできること、
今すぐ取り組まないといけないこと
に取り組むだけになりますよね。

特に今すぐ取り組まないといけない
緊急性が高いことを確認できれば
自然と解決に向けた行動に
つながるものです。

課題が小さくなるだけでも心が軽くなる

大きな課題を抱えていたり、
課題をいくつも抱えていたりすると
心も重くなるものです。

特に経営者の方であれば
事業を進める上で
課題をいくつも抱えていて
その課題を解決しても
また新しい課題が生まれる
そんなサイクルが続くものです。

だからといって
課題を整理した上で
解決しないといけないことを
放置していると
課題が蓄積されていってしまい
解決する気力すら失ってしまい
かねませんよね。

そうならないように
認識した課題があれば
まずはもう少し分解できないかと考えて
課題をより小さくしていきましょう。

それだけで気分も軽くなりますし
小さな課題を解決しようという
原動力にもなりますよね。

【編集後記】

申告業務が進んでいくと
自然と心も軽くなっていきますね。

いかに申告業務をスムーズ
に進めていくか、
今年よりも来年はよりスムーズ
に進めていけるよう
今から準備をしてかないと
いけませんね。

【昨日の1日1新】

・とくになし

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