黒字になれば、返済できればOKではありません。
シミュレーションをオススメしています
新たな事業に取り組む、
新しいお店を出店する、
新たな会社を設立する。
こんなご相談を頂いた際には
数字のシミュレーション
をお勧めしています。
想定の売上、原価、経費が
はいくらで、
利益はいくら残るか。
当然、事業として
行うことなので、
赤字にするわけには
いかないですよね。
立ち上げ直後は
赤字であったとしても
何ヶ月すれば
軌道に乗って
利益が生まれるようにも
しないといけません。
当初は赤字で
スタートするとしても
何ヶ月目に黒字にするか
目標は持っておいた方が
いいです。
理想の形での
売上、利益のシミュレーション
だけでなく、
立ち上げ直後から
軌道に乗るまでの期間の
シミュレーションも
欠かせませんね。
その事業、何年で回収できますか?創業、出店時に確認すること。
新たな事業、店舗の
シミュレーションをする際に
大事なポイントは
どこにあるでしょうか。
黒字を目指すだけだと
税金を支払って、
借入金を返済するお金が残らない、
といった事態にもなりかねません。
利益を出して黒字にして
税金を支払って
借入金を返済して、
さらにお金が残る。
この残ったお金も
次なる投資だったり
万が一、売上が減少した場合の
緊急資金として残しておく
必要もありますよね。
お金のブロックパズルで
表すとこの状態です。
右端のある繰越金が残る状態を
目指さないといけません。
さらにこの繰越金を
積み重ねることで、
当初、新たな事業をする上で
支払った自己資金相当額を
何年で回収できるか、
も確認しておきましょう。
お金を使って新たな事業を
したのはいいけれど、
利益をあまり生み出せず
ただただお金が目減りした、
というわけにはいかない
ですよね。
ハードルが上がってでも目指すところ
利益の中かから
税金を支払って、
借入金を返済して、
なおお金が残る。
ただ、お金が残る、
だけでなく、
その事業を始めるために
使った自己資金を回収する。
自己資金を1,000万円を使って
毎年100万円のお金が残せるの
であれば、
10年で回収できる
となるわけです。
当初使った自己資金を
回収する期間を
意識すると、
事業のハードルは上がります。
ただ、
ハードルを上げてでも
目標を設定しない限り
クリアすることは
難しいですよね。
新たな事業に取り組むときは
「何年で回収できるか」
をシミュレーションして
確認するようにしましょう。
【編集後記】
昨日の午前中は
お客様のところでの
ミーティングでした。
一部の社員さんも交えての
打ち合わせだったのですが、
今後に向けてやらないといけないこと
が明確になってきました。
あとは実現に向けて
行動していただけるように
後押ししてくのみです(^^)
【昨日の1日1新】
・築地食堂源ちゃん ルクア大阪店