クラウド会計とネットバンキングとの連携、止まっていませんか?

早めに確認、早めの対処が必要です。

20200606

お客さまのクラウド会計の設定フォローが続きます

2020年5月から6月にかけて
お客さまのクラウド会計の設定フォロー
が続いています。

なぜかというと

金融機関のネットバンキングとクラウド会計ソフトとの連携方法が変更になっている

ケースが多く、

クラウド会計ソフトとネットバンキングとの連携の再設定が必要になっている

からです。

クラウド会計ソフト側から
連携の再設定が必要という注意喚起が
されているケースもあれば、
クラウド会計側でネットバンキングからの
情報の取込みが止まっているケースも
あります。

お客様ごとの状況を確認して、
再設定の方法を連絡したり、
うまくいかない場合では
電話やPCの画面を共有するなどして
フォローしています。

手が掛かることではありますが、
しっかりやっておかないと
後から余計な手間が発生しますしね。

クラウド会計とネットバンキングとの連携、止まっていませんか?

なぜ、クラウド会計ソフトと
ネットバンキングの連携を再設定
しないといけないかというと、
銀行法の改正によって、

・金融機関のネットバンキングへのアクセスにはAPIという方式での接続が必要になった

・APIでのアクセスには各サービスを提供する事業者と金融機関が特別に合意する必要が生まれた

という状況になっているからです。

そのため、
クラウド会計ソフトが
金融機関のネットバンキングから
情報を取得するために

API方式で連携方法に変更する

必要が生まれています。

これまでクラウド会計ソフトと
ネットバンキングを連携させて
情報を取込んでいたとしても、
連携方法の変更ができていなければ
ある日を境に情報の取込みができない
という事象が発生するんです。

そのため、
クラウド会計ソフトを利用している場合には

・金融機関との連携が止まっていないか

・ネットバンキングから新しい明細の取込まれているか

を確認してください。

このAPI方式への接続に
切替えるための期限が2020年5月
だったこともあり、
6月に入ってクラウド会計ソフトで
ネットバンキングからの明細の取込みが
できない状況が生まれてるケースも
少なくありません。

時間が経過する前に状況を確認して
再設定が必要であれば
早めに対応しておきましょう。

その他のソフトやサービスでも
設定方法や金融機関ごとの
対応状況の一覧が用意されている
と思いますので確認してみてください。

家計簿サービスなどでも
同じ対応が必要になっていたり
しますのでクラウド会計以外の
サービスでも確認しておきましょう。

共有しているからこそ確認できる

クラウド会計ソフトを使って
お客さまと税理士との間で
データやソフトの設定内容を共有していると、
ネットバンキングからの取込が
止まっていることも税理士側で確認して
連絡することができます。

税理士側と共有することなく
社内のみでクラウド会計を利用している、
個人事業主が一人でクラウド会計を利用している、
こうした場合には自ら状況を確認して
対応するしかありません。

決算や確定申告の直前になって
ネットバンキングからの
データの取込ができていなかった、
ということがないようにしてください。

税理士側としても
決算や確定申告だけを行っている
お客さまに対しても
情報発信や注意喚起が
必要ですね。

【編集後記】

昨日はお客さまのところへ
訪問しての打ち合わせでした。

今回は訪問しましたが、
その場でZoomのテストなども行ったので
いつでもオンラインに切替える環境が
整いました。

クラウド会計とネットバンキングの
連係方法の変更のサポートは
オンラインでは難しかったため
訪問していたことが功を奏しましたね。

【昨日の1日1新】
・三井住友銀行のICカード認証設定
(クラウド会計との連携のため)

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