数字を使って取り組みたいことができる方法を探る

根拠をもって伝えることができるように

20210504

新たな取り組みについての相談が受けたら

新たな店舗を出店したい

新たな事業に取り組みたい

お客様よりこうした相談が
あった場合には
まずはその目的や
どんな将来像を目指すのか
などを確認させて頂きます。

その上で行うことが、

数字を使って新しい取り組みの収益の見込みを確認すること

です。

とても有意義な目的があって、
将来に希望が持てる内容であったとしても、
収益の見込みが悪いようであれば
計画を見直す必要がありますよね。

新しい取り組みを行うことに対して
感覚でその是非を考えるのではなく、

・目的や将来像が定っているか
・取り組みを続けているような収益が見込まれるか

を確認するんです。

数字を使って取り組みたいことを確認する

数字を使って新しい取り組みの収益の見込みを確認すること

具体的にはこのように行います。

売上であれば、
商品やサービスごとに
客数や客単価を考えます。

月の営業日数や
客数の平日と休日での変動など
も考慮して考えることで
1ヶ月の想定売上を計算します。

そして、
仕入れる商品や材料など変動費
についても販売する商品やサービス
ごとに考えていきます。

次に人件費やその他の固定費、
家賃や広告宣伝費や消耗品費など
主な経費1つ1つについて
1ヶ月の金額を計算します。

ここまでくれば、
利益が生まれるかどうか
を確認できるようになります。

さらに、
最初に必要な設備投資などの金額や
金融機関から融資を受ける場合の
融資金額についても考えます。

毎月の利益の中から
金融機関への返済も行った上で
お金が残せるかどうか
まで確認するんです。

計画通りの数字を残すことができれば
毎月利益を出して、お金を貯めること
ができる。

そう確認できれば
自信を持って新しい取り組みに
チャレンジできますよね。

根拠のある数字があると伝わり方が変わる

根拠のある数字を使って
新しい取り組みについて
収益性を確認すること。

それによって
これであれば何とかなる、
という後押しをすること
ができます。

一方で、
根拠のある数字が出せない部分があると、
もう少し計画を詰めないといけないこと
が分かります。

十分な収益が見込めない、
お金が減っていく計画しか描けない
ようであれば計画を練り直す
必要が出てきます。

数字を使って確認することで
何を改善すれば、
その取り組みができるか、
できる方法も探ることができますよね。

根拠のある数字があることで伝わり方が変わる

第三者である専門家が
お客様に伝える時もそうですが、
経営者自身が社内のメンバーや
金融機関など外部の関係する方々
に新しい取り組みを説明するとき
も同じですよね。

【編集後記】

昨日は事務所に出勤して
月初に行っておく仕事を
進めました。

GW明けに全部まとめて行おうとしても
無理が生じるので少し前倒しを
しておきました^^

【昨日の1日1新】

・Eggs ‘n Things テイクアウト

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