新しい人の採用をしたい。と言われたときに伝えること。

モノゴトを数字に置き換えて考えます。

20201207

人に関する相談

経営者の方からは
色々なご相談を頂くのですが、
その中で数字のこと以上に多いものが

人に関する相談

だったりするんです。

社員さんの仕事の仕方や
社員さんに対する給与や評価のこと。

これからの組織作りについて
について話しにもなります。

現在の仕事の手が回らなくなってきたから
社員を増やして対処したい、
というものあれば、
先行投資として人の採用を進めて
将来の理想の状態に近付けたい。

どんな相談であったとしても

こちらから正しいアドバイスをすること

が求められているわけではなく

経営者の方の考え方の整理につがること
意思決定に役立つ情報提供をすること

を念頭にお話しを伺っています。

あくまで判断をして行動するのは
経営者の方の仕事ですからね。

新しい人の採用をしたい。と言われたときに伝えること。

経営者の方から

「新しい人の採用をしたい」

と言われたときに伝えることは

人件費という固定費の増加のイメージができているか

ということです。

社員さんを採用すれば、
毎月、給料を支払う必要があります。

給料だけでなく、
社会保険料や通勤交通費の
負担だってあります。

社員が増えることによって
新たな備品などの購入が必要になること
もあります。

年間の給料が500万円だったとしても、
社会保険料の会社負担分などを合わせると
その1.2倍~1.3倍の600万円~650万円の固定費が
増えることを理解しておかなければ
いけません。

さらに、その固定費を将来に渡って
支払い続ける必要があり、
さらに昇給させていくことなどを
考えると固定費はさらに増えていきます。

固定費の増加もイメージできていて
その固定費の増加に見合った
売上や粗利益を確保するプランがあれば
こちらからあまり言うことはありません。

けれど、
そうしたプランがない場合は
人件費が増えた場合の
利益のシミュレーションをしながら
どのような状況になるかを
一緒に確認していきます。

人の採用をするのであれば
同時に何をしないといけないのか
を考える必要がありますよね。

数字に置き換えて確認する習慣

モノゴトの定性的な側面は
人によっても、立場によっても
考え方が変わるものです。

けれど、
モノゴトを数字の置き換えて
定量的な情報にすることで
より客観的な判断ができるような
環境が生まれます。

これまでの経験や勘、慣習、
人とのつながりなど。

経営判断をする上で必要なものでは
あるかもしれませんが、
それだけに頼ることなく
納得の判断ができるような
材料を見つけるようにしませんか。

【編集後記】

昨日の午前中は
次男の保育園の発表会でした。

学年別、時間別の開催で
例年よりも短時間の開催でしたが
日頃の練習の成果を発揮してくれて
終盤、私の目はずっーと潤んでましたね(^^;

【昨日の1日1新】
・マネーフォワードクラウド給与 年末調整WEB入力

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