売上は自然と注目されるから原価や粗利益にスポットを当てる

どこにスポットを当てますか

20221115

毎月ミーティングを行うからこそ浸透すること

経営ミーティングを毎月行っている
経営者の方の中には
税理士事務所事務所を開業した後
顧問契約をさせて頂いて6年、7年
と継続して関わらせて頂いている方が
いらっしゃいます。

中には個人の事務所開業前の方であれば、
もう10年以上になります。

顧問契約を行う時点では
お客様自身が数字を確認する際の
最大の関心事項は

「売上高」の数字だけ

であることが少なくありません。

先月の売上がどうだったか
売上の目標はいくらにするか。

売上を基準に判断されること
が少なくありませんでした。

ただ、関わらせて頂いてからは
原価率、粗利益の金額が
どう推移しているかを
毎回、確認して頂くように
してきました。

おかげでお客様が着目される部分も
売上と同じぐらい原価や粗利益を
注目されるようになってきたこと
を実感しています。

売上は自然と注目されるから原価や粗利益にスポットを当てる

売上の数字は結果をすぐに確認しやすく、
分かりやすい指標でもあるので
自然と注目されますよね。

けれど、
その「売上高」だけの数字を
追いかけていても
経営状況が必ずしも良くなるとは
限りません。

「売上高」を増やすことばかり
に一生懸命になるが故に

・商品や製品の点数を増やすために仕入の金額が増えた

・商品やサービスの種類を増やしメニューを増やした

・売上高を増やすために値引きをしても受注することを優先した

といったことばかり
行っているとどうでしょうか。

売上高は増えていても
原価率が下がっていたり
粗利益額が思うほど増えていない、
経費を差し引いた営業利益は
逆に減少した。

といったことにも
なりかねませんよね。

そうならないためにも
原価や粗利益にスポットを
当てるようにしたいものです。

原価率や粗利益額の目標を設定し
毎月、数字を確認しながら
その数字をクリアできるように
すること。

タイムリーに原価率や粗利益額
の把握ができないようであれば
その仕組みを作るところから
始めないといけませんよね。

伝えるだけから浸透するところまで

お客様自身の数字を見るポイントが
売上高だけでなく原価や粗利益まで、
さらに営業利益や資金の残高まで
範囲を広げて頂けるようにすること。

その上で、数字も根拠にした
経営判断をして頂くこと。

数字に関わる立場として目指すこと
の1つです。

報告するだけであれば、
毎回のミーティングで
資料の数字を伝えればいいだけで
お客様の意識がどう変わってきたか
まで気にする必要がありません。

けれど、
その数字に関心を持って頂いて
その数字をどうしていきたいかを
考えて頂けるようにするためにも
どんな資料で、どんな伝え方をするか
にこだわっていきたいっですね。

【編集後記】

昨日は小学校の次男のクラスが
急遽2日間学級閉鎖になるとのことで
授業終了に合わせて迎えに行くことに。

これからの季節はまたこうした
学級閉鎖が増えるんでしょうか(^^;

【昨日の1日1新】
・新たなGoogleカレンダーを作成しメンバーと共有

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村