リスクを知った方が前向きになれる
先々に起こりうるリスク
毎年、申告書を出していて
何も指摘されていなから大丈夫。
こうしたお話しを伺ったとしても
実際に提出された申告書を拝見すると
訂正が必要な内容があったり、
今は問題がなくても今後問題が起こりうること
が見つかったりもすることもあります。
先々に起こりうるリスク
を知っていれば
今のやり方を見直して
新たな方法に切替えていた。
そういったことも
ありますよね。
先々にどのようなリスクがあるか、
に気付いていなかったから
これまでのやり方を続けていた
なんてことはよくあることです。
先のリスクがあることを把握する。先に知れば備えができる。
「△△の方法を続けていれば、将来○○の問題につながる可能性がありますよ」
「△△の方法を続けていくのであれば、☆☆を整備しておきましょう」
先のリスクがあることをお伝えすることで
現状を見直して新たな方法に
取り組んで頂けることが少なくありません。
リスクとして想定されていたことが
顕在化して損失となってしまってから
これまでの方法を見直すケースって
少なくありませんよね。
けれど、先々に起こりうるリスクが
分かるのであれば
そのリスクを理解した上で、
現状のままとするのか、新たな方法に切替えるのか
を判断するようにしたいものです。
先々のリスクを理解しておけば
そのリスクが顕在化した場合の影響度
も確認することできます。
影響度が大きくないのであれば、
そのリスクが顕在化してから
事後的な対処方法を考えておく
という対応の仕方もありますよね。
先のリスクを理解して前向きに対処する
税理士の立場として
お客様に起こりうる先々のリスクを
お伝えることがありますが、
リスクを伝えること自体は
どうしてもネガティブな話に
なってしまうものです。
ただ、だからといって
将来を悲観的に捉えるのではなく、
先々のリスクは把握したからこそ
そのリスクを回避するために
今から備えることに取り組みたい
ものです。
全てのリスクが回避できなくても
起こりうるリスクを軽減できること
だってありますよね。
悲観的なリスクに対しても
早めに把握することで
前向きに対処していきたいものです。
【編集後記】
昨日は急遽、お客様からのお誘いで
あるプロジェクトの打ち合わせ
に参加させて頂きました。
貴重な経験をさせて頂けること
声を掛けて頂けることが
ありがたいですね^^
【昨日の1日1新】
・とあるプロジェクトの打ち合わせに参加