ルートはいくらでもあるから、まずは最初の目的地を決めよう。

ルート選びが先行していませんか

ルートから先に選んでいないか

「どうすれば売上が増えるか」

「利益を残すにはどうするか」

事業を行う上で、
その事業を続けていく上では
売上を確保して利益を残して
必要なお金の出入りが
続くようにしていかないといけません。

そのために
売上や利益を増やす方法も
当然考えないといけないこと
ですよね。

ただ、

売上や利益を増やす方法を考えること

って、あくまで目的地に向かう
ルートを探すことにすぎない
のではないでしょうか。

目的地が決まっているからこそ
その目的に向かうために
どんな手段でどんなルートを選ぶか
を決めるわけですよね。

鉄道であれば、
目的地が決まっていないのに、
新幹線に乗るか、在来線に乗るか、私鉄に乗るか、
を考えているようなものです。

さらに特急か普通電車かまでを
考えようとしていること
はないでしょうか。

目的地が決まらないまま
ルートだけを選ぶことって
できないはずです。

けれど、
事業に置き換えたときに

「売上を上げること」

「利益を増やすこと」

を目的地に設定して、

「どうやって売上や利益を増やすか」

のルートを探すことが
先行しているケース
を見かけることがあります。

当初は実現したいことがあって
事業を立ち上げたけれど、
いつのまにか

「事業を続けるための売上や利益を増やすこと」

が目的地になっているケースです。

売上や利益を増やすことを
目的地に設定していまうと
実はいっこうに目的地に到着すること
もなくなってしまいますよね。

目標の売上や利益の金額を設定して
その金額を達成したとしても

「売上や利益を増やすこと」

自体が目的地なので、
また更に多くの売上や利益の金額
を目標として設定することに
なりかねませんよね。

まずは

「売上や利益を増やすこと」

ではない、

事業の最初の目的地

を考えてみましょう。

何のためにこの事業を行うのかを考え
何を実現したいのか、何を得たいのか
を目的地に設定するわけです。

目的地が設定できれば、
そこへ向かうルート、手段は
いくらでも見つかりますよね。

事業を行う上での目的地は
手に届きやすいものかもしれませんし
果てしない遥か遠くにあるもの
になるかもしれません。

どちらにしても
目的地を設定することで
そこへ向かうルートや手段が見つかり
そのルートや手段で行動することで
目的地に近づいていくはずです。

目的地に近づく感触を得ること
ができれば事業を行う上での
自信にもなります。

売上や利益ももちろん
目的地に向かうために必要なものですが
どの目的地に向かうかによって
必要な売上や利益は自然と
決まっていくものです。

【編集後記】

大晦日から昨日までは
スキーに行ってきました。

息子たちのスキーレッスンが目的で
けがをしたときのことを考慮して
私はスキーはせず行き帰りの運転や
家族のスキーのサポートでしたが
新たな年を雪景色のきれいな自然
の中で迎えることができました ^^

【昨日の1日1新】

とくになし