確認すれば差は見つかるもの
差別化しなければ・・・と考えると
個人の税理士事務所として
開業する前に考えていたこと
の1つとして
他の事務所とどうやって差別化していこうか
ということです。
差別化しないといけない
そんな風に考えてしまうと
誰も取り組んでいないことはないかを探したり、
今までにない全く新しいサービス
を用意することを考えたり
することはないでしょうか。
以前から誰も取り組んでいないこと
に目を付けていたり、
新しいことを生み出す研究
をしていたといったことが
あればいいのですが、
そうでなければ差別化のハードル
はとても高いものです。
私自身は開業した時点では
他の税理士事務所と差別化できた
といえる点を作ることが
できなかったですね。
差別化を考えることより行うこと。どこに差があるかは後から分かる。
差別化しなければ
と考えれば考えるほど
誰もが取り組んでことを見つけて
取り組もうとするので、
とても狭い隙間を探すこと
になりかねませんよね。
ここに隙間があった、
と差別化できるポイントを見つけだすことが
できたとしても
事業を継続していくという
観点で見た場合に
事業が成り立つような需要があるか分からない
重要があるとしても必要としている方に届けられるか分からない
なんてことにも
なりかねません。
他社と比べることに意識を向ける
差別化を考える前に
まず行うことは、自分自身が自社が
どんな目的で何をどのように実現するのか
どんな価値観や考え方を大切にするのか
を明らかにすることです。
これらが明らかになれば
自然に何をどのように提供していくのか
も決まっていきますよね。
差別化を考えなくても
十分に他者との差も
生まれているはずです。
きっと他者にはない考え方や取り組み
が生まれているはずですし、
お客様が教えてくれること
だってあるはずです。
確認できた差を掛け合わせる
他者と比べて差があると
感じたポイントも
探していけばまた別の誰か
が取り組んでいること
だったりもするはずです。
けれど、
確認できた差の1つ1つを
掛け合わせていけば
十分に差別化となる形
ができているのでは
ないでしょうか。
【編集後記】
昨日の午後の外出時、
自転車のタイヤの空気が
ほとんどなくなっていたので
自転車を押しながらのいい散歩(^^;
になりました。
【昨日の1日1新】
・Evoon 3WAYマルチビジネスリュック