良くなっていることも分かりません。
不安になるから数字は見たくはない
売上や利益の数字、
預金残高など
経営に関する数字を見ると
不安になるから
なるべく見ないようにしている。
経営者の中には
自社の数字を見ないようにして
距離を置こうとされている方
もいるのではないでしょうか。
確かに、
経営の数字を見ただけでは
何も変わることもありませんし、
現実を目の当たりにすることが
不安につながることも
よく分かります。
不安を減らすためにも数字から目をそらず向き合う
経営の数字を見ても
余計に不安感が高まるだけ。
そういったお話しを伺ったときには
不安を減らすためにも数字から目をそらさず向き合いましょう
とお伝えしています。
数字を見ても
現実を認識して不安になるだけ
だからあえて数字をみない。
確かに、現実から目をそらすことで
一見不安は和らぐのかもしれません。
けれど、
そのまま数字に向き合わないままでいると
もし更によくない方向に進んでいても
気付かないままになってしまいます。
数字は見てないなくても
現実として良くない方向に進んでいること
を実感していれば、
余計に不安も高まっていくことは
ないでしょうか。
一方で
実際には業績が改善しているときであれば、
経営の数字に向き合うことで
良くなってきていいることも
確認することができます。
具体的に
どんな数字が良くなっているか
を確認することで
今、取り組んでいることの評価を
することができます。
今のやり方を続ければいいのか、
見直してうやり方を変えないといけない
ことがあるのかが分かれば、
今のやり方をより伸ばす方法は?
今のやり方をどのような方法に変えればいいか?
を考えることができます。
そうして取り組んだことに対して
数字に向き合うことで
改善が進んでいるかどうかも
確認できるわけですよね。
目指すところを決めて不安を解消する
数字を見ることで不安になる理由は
現実を知るからだけでなく、
目指す根拠のある目標が明らかになっていないこと
にもあります。
良くない数字の情報を見るだけでは
確かに不安になってしまうものです。
そうではなく、
現状の数字を確認するだけでなく
目指すところがどこかを決めること。
その数字を実現するために
あとどれだけ足りないかを
確認できているでしょうか。
売上を増やすしかなかった場合でも
実は別の手段を取ることで
必要な利益を確保できること
だってあるわけです。
不安を減らすためにも
数字からは目をそらさず向き合い、
さらに目指すところをも
明らかにしておきたいですね。
【編集後記】
昨日の午前中は
来所されたお客様との
経営ミーティングでした。
定期的に数字に向き合う環境を作る
サポートもしていきます。
【昨日の1日1新】
・色分けできるキーキャップ