資料作りも相手の立場に立って。
Excel資料に出てくる「#DIV/0!」表示
Excelで作成した資料に
こんな表示されていること
ありませんか?
「#DIV/0!」
ある数値をある数値で割る
割り算の結果を表示するときに、
「0」で割り算をしていると
計算ができませんよ、
という表示がされます。
例えば、
何かの構成比率を
表示させるような箇所、
○○%と表示する箇所が
「#DIV/0!」
になってしまっていること
ありませんか。
Excelの「#DIV/0!」表示があるデメリット
Excel上に「#DIV/0!」と表示
されていればなんとなく
計算がうまくできていない、
そう考えるはずです。
Excel上でこの表示を見るなら
まだしも、
このExcelを印刷して、
誰かとの打ち合わせ資料や
会議資料することもありますよね。
そんなときに
「#DIV/0!」の表示が出てきたら
どうでしょうか?
その資料を見た人が
「#DIV/0!」の意味が
0で割る割り算をしたので、
エラーになった結果である。
ということを
理解していなければ…。
(理解していない人も
多いかもしれませんが)
資料の中の計算に誤りがある、
そう感じてしまう
かもしれませんよね。
もちろん
「#DIV/0!」の意味が
分かっている人が
その資料を読んだ場合でも
「#DIV/0!」が表示されていることで
余分な考えをしてしまうものです。
この箇所の計算式は
間違っていないか、
とか
「#DIV/0!」が多いので
何か資料が見辛いな、
とか。
誰かに見てもらう
資料やExcelであれば
「#DIV/0!」表示が
ある方がいいか、
ない方がいいか。
作成途中のExcelを誰かと
受け渡しする場合には
あえて「#DIV/0!」の表示を残しておく、
そんなケースもあるかもしれません。
けれど、
ほとんどのケースでは、
「#DIV/0!」の表示はなくして、
余分な情報は減らした方が
いいですよね。
読み手を迷子にさせない「#DIV/0!」の表示をなくす方法
Excelで表示される
「#DIV/0!」の表示を
なくす方法です。
「#DIV/0!」の表示が
される箇所には
こんな式が入っているはずです。
= B2 / C2 (B2にある数字をC2の数字で割る)
B2の数字が 6 で
C2の数字が 2 なら
計算式の結果は 3 となります。
もしB1の数字が 0 なら
計算式の結果は #DIV/0! となります。
そこで、「#DIV/0!」をなくすために
計算式の内容を修正します。
=IFEEROR(A1 / B1,)
IFEEROR関数を入れることで、
0で割り算をして
計算結果がエラーとなっても
0(ゼロ)と表示されるようになります。
計算結果がエラーなら0ではなく
空白を表示したい場合は
こちらの式。
=IFEEROR(A1 / B1,””)
計算式が成り立たずエラー
のときに””(空白:なにもしないとう意味)
が表示されるようになります。
これで「#DIV/0!」が無くなりました。
まとめ
相手に読みやすい資料、
見やすいExcelを意識するなら
「#DIV/0!」を表示させない
方法を知っておくといいですね。
「#DIV/0!」が表示されている
ところだけ
計算式を消す、
上から文字や数字を打ち込む
ことがないようにしましょう。
【編集後記】
実は、
私が作成してるExcel資料の
中にもまだ「#DIV/0!」が
残っているものもあります。
コツコツと直していきます(^^;
【昨日の1日1新】
・AmazonPayでの支払
【昨日の1日1捨】
・事務所にある不要書類