クラウド会計は分業で取り組むから変化に応じて役割分担の見直しができる

分業で行うメリット

20221206

ほぼ分業で進めています

お客様にはマネーフォワードクラウド、
freeeといったクラウド会計ソフトを
ご利用いただいています。

クラウド会計ソフトをお使い頂いている
からといってお客様側で会計データの登録
を全て完結して頂くケースはごく僅かで
ほとんどのケースがお客様と税理士で
役割分担をしながら進めています。

役割分担の仕方も
それぞれのお客様の状況に合わせて
分担する業務範囲を決めていくので
お客様によって業務範囲も
バラバラになります。

95%お客様側で登録を進めて頂き、
残りクラウド給与との連携、
決算での税金の計上など一部だけ
税理士側で担うケース。

もあれば、
お客様側にはExcel出納帳への登録
を進めて頂くことと
クラウド会計とネットバンキングの
連携で再連携が必要になった時の
フォローだけをして頂いているケース
もあります。

いずれにしてもお客様との共同作業で
会計データを蓄積していき、
そのデータを使って経営判断をして頂き
事業を進めて頂くので
この共同作業をどうよりよく進めるかも
取り組んでいくテーマの1つになるんです。

クラウド会計は分業で取り組むから変化に応じて役割分担の見直しができる

クラウド会計のメリットの1つは
複数の利用者が同じデータにアクセスして、
業務を進めていくことができる点です。

そのため
お客様と税理士が分業をするために
お客様側の経理への理解や
会計ソフトの習熟度などに応じて
それぞれの業務範囲を決めていきます。

これまで会計ソフトへのデータ登録を
全て会計事務所に丸投げしていたのに
急に全てを自社で登録する方式に切替える
といっても無理があるケースが
少なくありません。

まずは進めやすい業務範囲から
クラウド会計でのデータ登録、確認
を進めていただく。

経理業務やクラウド会計への習熟度
が高まっただんかいで業務範囲を
増やしていただければいいわけです。

また、税理士側も分業で
会計データを登録する業務を
進めていくことになるので、
お客様側でデータの登録がしやすくなる設定や
経営データとして必要な科目設定など
同時に進めていくことができます。

お客様の事業内容の変化、
新事業の開始、新規店舗の出店など
があった場合には
クラウド会計側でも
新しい勘定科目、補助科目、部門コード、
ルールやテンプレートを追加していくことで
タイムリーに変化に対応させること
ができますよね。

お客様との役割分担も
こうしたタイミングで
見直していけばいいわけです。

事業の変化に対応する仕組み

事業の変化によって
誰が経理業務を行っていくか、
どんな経営のデータが必要か
も変わっていきます。

クラウド会計を利用するメリットは
こうした事業の変化に対応させていくこと
が容易な点にあると考えています。

お客様と税理士の役割分担も
事業の状況に合わせてその都度
見直していけばいいですし、
会計データをどのように管理すればいいか
もその都度見直していけばいいわけです。

クラウド会計を使うデメリットも
もちろんありますが、
事業状況の変化が続いてくケースでは
クラウド会計を利用することを
お勧めします。

【編集後記】

昨日の夕方は
事務所に来所頂いたお客様との
打ち合わせでした。

打ち合わせとともに
クラウド会計を立ち上げて
その場でデータを確認して頂きながら
不明点を解消させて
頂くことができました^^

【昨日の1日1新】

・とくになし

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