黒字にすることが目的ですか?単年度の黒字より利益構造を整える。

何を目的に掲げていますか

20221205

今期は見通しを確認してどう判断するか

お客様との打ち合わせでは
決算時点の利益状況、納税見込額を
確認して頂くようにしています。

黒字になる見込みの年もあれば
赤字の見込みに年もあります。

赤字の見通しを確認頂いた
経営者の方の反応は様々です。

なんとか黒字の決算になるよう
今後の取り組みを検討される方もいれば
赤字であっても
来年以降を見据えた動きをしているので
今の取り組みを変わらず続けていく
という方もいらっしゃいます。

赤字であってもそれを理解して
将来に向けた取り組みを
されている場合には
資金の状況のみ確認しておけば

今年を無理に黒字にすること

はしなくてもいいと考えています。

赤字決算で終える選択肢

今期の見通しが赤字であっても
現在の預金残高から見て
経営に大きな影響がないのであれば
赤字決算で終えるのも1つの選択
だと考えています。

なんとか黒字決算にしようと
無理に売上を増やそうとして
営業ばかりに偏ったことで
今期は売上が増えて、
黒字になったけれど
翌年にその反動が来て
売上の大幅減少なんて事態
になっては意味がありませんよね。

赤字の見通しになっているときに
今の方法で売上を増やすことも
大切かもしれませんが、
そもそも事業の利益構造を
見直した方がいいこともあるでしょう。

商品やサービスのあり方を
今一度見直すことの方が
先決だったりすること
もありますよね。

もちろん2期、3期と赤字続き
になっている状況など
今期を何とか黒字にした方がいい
場面もあります。

ただ、
単年度の黒字を目指すことよりも

長期的に継続して利益を確保できる事業の構造

を目指すようにしたいものです。

それぞれの商品やサービスの利益やその構成、
より少ない固定費で運営できる体制、
長期的にどのような事業の構造を目指していくか
を考えないといけませんよね。

黒字を目指すがあまり
目の前の売上を追いかけるばかりで
本質を見失わないように。

黒字にすることは目的ではない

事業の黒字化を目指すこと
は決して事業の目的ではない
と考えています。

事業の目的とは
その事業を行うからこそ
実現したいことであり、
その実現したいことを実現するため
利益やお金を残すために
黒字を目指すことがあるわけ
ですよね。

なのために黒字を目指すのか
その目的を明らかにしておきたい
ですね。

【編集後記】

昨日も午前中に家の用事をしてから
事務所へ出勤しました。

お客様からの資料も日々
集まってきているので
タイムリーに進めていきたいですね^^

【昨日の1日1新】

・京都拉麺 麺屋 愛都

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村