先の先をイメージできるように。
自社の業務効率ばかり追求すると・・・
事業をする上で必要な売上を確保することは
もちろん大切ですが、
業務効率を上げることで利益が残るように
することも必要ですよね。
税理士業務でも業務効率を上げようとすると、
お客様との面談は行わず必要な書類やデータのやりとりのみにする
お客様のところへの訪問は全て止めて事務所への来所型もしくはオンラインにする
お客様の要望に関係なく、事務所指定の会計や給与ソフトを使ってもらうようにする
など、
取り組むことはいくつも考えられます。
こうした取り組みによって
業務効率を上げることができれば、
また他のお客様の仕事もできるようになるので
売上や利益が増える可能性は高まります。
ただ、こうした取り組みばかり
追求しているとどうでしょうか。
そのサービスを受ける側の視点
に立ったときには
どのような影響があるのでしょうか。
自社の業務効率とサービスの充実。偏らずに両立を。
自社の業務効率の向上ばかり
を追求したときに起こりえることが
お客様へ提供するサービスの質の低下
です。
自社の業務効率が上がった分、
お客様の業務効率が下がってしまった。
お客様の状況を理解する機会が減り
お客様へ発信、提案する機会も
減ってしまった。
といったことにつながっていては
本末転倒です。
自社の業効効率を上げる取り組み
を行うときには、
同時にサービスの低下につながらないか
を確認しながら
サービスの充実につなげるためには
どうすればいいかを
考える必要があります。
これは自社とお客様との関係の中
だけの話しではありません。
自社とお客様、その先のお客様だったり、
お客様の従業員の方々だったり。
業務効率を上げようとすることが
どこかにしわ寄せがくること
につながっていないかという
視点を持っておきたいものです。
先の先を見る習慣
目の前の状況だけを見ていると
取り組んだ方がいいと判断できること
であったとしても
その先、その先の先を見てみると
取り組まない方がいいと分かること
もあるものです。
目の前の情報だけに反応するのではなく、
自ら想像を広げて仮説を立ててみたり
シミュレーションをしてみたりすること
先の先を見る習慣を身に付けておきたいですね。
【編集後記】
昨日は次男が保育園のイベントで
日帰りのキャンプへ。
1日でしたが迎えに行ったときには
少し頼もしくなっていて
1日でいろいろな体験をして吸収してくれた
ことを実感しました。
このような状況の中でも
色々と配慮しながらも
このような機会を用意してくださった
園の方々には感謝です。
【昨日の1日1新】
・次男の日帰りキャンプのお迎え