言葉は受け止める立場によって意味が変わる。伝わり方には敏感に。

どちらから見るかで変わります。

20220619

数字であれば伝わるものは同じ

事業の業績は数字によって
確認する必要があります。

経営者の感覚だけで
先月は売上が多かったから
業績も順調だろう。

売上が増えてきているから
経営も安定してきているはずだ。

このような感覚を持っていても
実際に数字で確認すると
感覚と実態の間にズレがあること
も少なくありません。

売上が多いと感じていたが
前年同月と比べるとむしろ
減少していた。

売上は増えているが
先行しての仕入や
固定費が増えており
手元の現金残高が減りつつある。

数字で事実を確認すれば
誰もが同じ情報を確認する
ことができますよね。

言葉は受け止める立場によって意味が変わる。伝わり方に敏感になる。

数字の情報を
誰かに伝える場合であれば
相手もその数字を見ることで
伝える側と受け止める側で
同じ情報を認識することが
できます。

けれど客観的な数字ではなく
言葉だけの情報となればどうでしょうか。

同じ言葉であったとしても

伝える側と受け止める側が異なる意味で理解すること

が起こりえますよね。

過去にも、ある方から
社内で起きていることについて
意見を求めるメールを頂いたこと
があります。

そのメールの文書を読んで
感じたことを意見としてまとめて
返信しました。

けれど、そのメールの返信で

「そもそも、そういう意味ではなかったんです…」

というメールを受け取ってしまいました。

言葉を伝える側と受け止める側で
同じ言葉を同じ意味で捉えることの難しさ
を感じた事例です。

同じ一つの言葉であっても
人によって受け取り方が変わってしまうことがある。

だからこと、
伝わり方に敏感になること。

受け取り方の不一致が起きないよう
丁寧に言葉を選ぶ必要があるわけです。

言葉自体だけでなくても
表現方法として適しているか
も確認すること。

あくまで受け手にとって
どんな印象を受けるかを
考える必要がありますね。

言葉の伝わり方を磨く

言葉を伝えた側が意図していることと
言葉を受け止める側が感じたこと
のギャップを少しでも減らすために
必要なことは

言葉の伝わり方を磨く

ということです。

自分自身が見聞きした言葉でも
違和感を感じなかったか、
伝えた言葉についても
違和感を与えていなかったか、
を確認してみましょう。

町中にある看板などの
広告から1つ読んでも
相手にどう伝わるか、
伝える側にどんな意図があったか
を考えることができますよね。

もし違和感を覚えることがあれば
どう変えればよかったのか、
を常に確認すること。

日々、確認して見直すこと
を続けることで
言葉の伝え方、伝わり方を
磨いていくことができますね。

【編集後記】

昨日は日本キャッシュフローコーチ協会の
オンラインでの研修会に参加しました。

プロジェクトや各メンバーの取り組みを
共有して頂けることで
いつも新たな学びや気付きが得られますし
自分自身がこれから取り組むこと
を考える貴重な時間になっています^^

【昨日の1日1新】

・とくになし

【お知らせ】
■佐竹正浩税理士事務所のサービスメニューはこちら
https://m-stax.com/services/

■税務顧問、税務相談などのお問い合せはこちら
https://balance-blog.com/inquiry/

feedlyでの購読はこちらからどうぞ
feedlyでの購読はこちらからどうぞ
follow us in feedly
記事を最後までお読み頂きありがとうございます!
ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 士業ブログ 税理士へ
にほんブログ村