やってみないと分からなくても確認する。
とりあえずチャレンジしてみるんです
経営者の方からこんなお話しを
伺うことがあります。
「将来の売上のために、○○にチャレンジしてみます」
「社員の成長のために、□□をやってみようと思います」
現在の事業をそのまま続けること
に危機感を感じて
新たなことにチャレンジする。
とても大切なことだと感じますし、
環境が変化していく以上、
企業の変化も必要ですよね。
何もしないまま環境が変化して
業績が悪化していく前に
自ら変化することで
業績の悪化を防ぐ。
あるいは業績を伸ばしたい
と考えているのであれば
なおさら変化が求められますよね。
これからチャレンジする事業。売上と利益の見込みを立てていますか。
変化を求めて
新たな事業にチャレンジすることは
とても素晴らしいと思います。
とりあえずチャレンジしてみる。
企業が生き残るためには
何も動かないでいることよりも
動くことは必要だと考えています。
ただ、
これからチャレンジする事業について
とりあえずチャレンジするから、
といって
売上や利益の見込を立てていない
ということはないでしょうか。
やってみないと分からないから。
確かにそうかもしれません。
ただ、事業として時間を掛けて
チャレンジする以上は
そのチャレンジがうまくいったときに
どれだけの売上を見込むことができて
その売上に対してどれだけのお金や時間が掛かり
利益はどれだけ残るのか
の見込みを立てておく必要が
ありますよね。
そのチャレンジが上手くいったとしても
明らかに赤字になることが分かっていたら
どうでしょうか。
売上は増えても赤字も増えては
事業を続けていくことができません。
新たにチャレンジする事業は赤字だけど
上手くいけば、既存の事業への波及効果で
既存事業で利益が生まれる、のであれば
取り組む価値はあるのかもしれません。
新たにチャレンジする事業で
考えられる売上や利益の見込みの確認ができれば、
そのチャレンジのために
どれだけ時間を掛けるべきか、
いつまでチャレンジを続けるのか、
も考えることができますよね。
設備投資がなくても時間を投資している
新たなチャレンジについて
経費が掛からず、
設備投資をしないことだから
お金も掛からないから
やってみよう。
こう考えることもあると思います。
けれど、
経費が掛からなくても、
設備投資をしなくても
新たなチャレンジのために
考えて、行動する時間は
投資することになります。
時間を投資した分の価値を
その新たなチャレンジで
生むのかどうかは
よく考えておいた方が
いいですよね。
【編集後記】
昨日はZoomでお客様の
給与計算業務・納税業務
のサポートを行いました。
クラウド給与・会計ソフト
を使っているので、
給与計算結果をこちらのPCで確認して
会計へ仕訳を取込み、
振込結果も会計ソフトで
すぐに取込み、照合して完了。
空いた時間で
経営の打ち合わせ時間を
取ることができました(^^)
【昨日の1日1新】
・Zoomの新しいバーチャル背景画像