変えるために向き合う。
数字を見たくないときもある
仕事柄、お客様には
経営の数字を見ていただくことを
お願いしています。
ただ、中には
経営の数字を見たくない、
と思っている方もいると思います。
業績が芳しくないとき、
事業を立ち上げてまだ
思うような数字を残せていないとき。
数字を見て
現実を目の当たりしまうと
余計に気が滅入ってしまいかねません。
私も独立してしばらくは
そういった時期が続きましたし
数字を見る頻度も少なかったんです。
見たくない数字に向き合う方法
ただ、良くない数字だからといって
経営数字からいつまでも目をそらしていい
わけではありませんよね。
数字を見ないまま
業績を伸ばそうと頑張っても
売上は増えているけど
原価も高くなって十分な粗利益を
確保できていない。
売上は順調に増えているけれど
それ以上に固定費の負担が高くなって
より利益を生みにくい体質になっている。
ということになりかねません。
ただ、過去の数字、現在の実績を
見ているだけで、
さらに思うような数字に
なっていないのであれば
また数字を見なくなってしまいます。
落ち込んでいる数字、
減少している数字
を見続けてることは
しんどいことです。
そうではなく、
目指したい数字、
実現したい数字
を確認できるとどうでしょうか。
どの数字をあとどれだけ伸ばせば
目指す数字を達成できるか。
ここまで行けばなんとか
事業を続けていける。
そんなことが確認できる
これから目指す数字を確認すること。
一気にその数字を達成すること
ができなくても、
その数字に近付いていることを
確認できるだけも
数字への意識が変りますよね。
向き合わないと変わらない
数字を良くしたいのであれば
数字に向き合わないと変りません。
目指す数字までどれだけ足りないのか、
どれだけ近付いているか、
を定期的に確認すること。
そして数字が良くなっていること
を実感できれば
数字を見ることへの抵抗も
減っていくものです。
数字を伝えていく立場としても
過去の結果だけでなく
どこを目指すか、未来の数字を
一緒に確認していきたいものです。
【編集後記】
昨日は終日、事務所の中での業務でした。
雨の日だったので外に出る予定がなくて
仕事が捗りました(^^)
【昨日の1日1新】
・特になし
