今すぐ世代交代する、しないは別として。
世代交代についてを考える
最近、こちらの本を読みました。
「経済は地理から学べ!」
小学生から中学生の頃、
地図帳があれば
何時間でも過ごすことができた
私にとっては
とても楽しい本でした。
地理を起点に経済を学ぶ発想は
面白いですね。
で、
この本の中で気になったところが
あります。
それは、ニュージーランドの酪農業
のしくみです。
ニュージーランドでは酪農の仕事が
若者に人気があるそうです。
けれど、若者が酪農をしようと思っても
酪農に必要な広大な土地は
最初から購入することができません。
そこで、高齢の経営者からから
土地を借りて「酪農デビュー」を
するそうです。
そして、
若者が借りた土地での酪農で
お金をたまれば土地を購入する。
高齢になれば、若者に土地を貸して
酪農を継続させる。
世代交代が上手くいくような仕組みが
できあがっているんですね。
世代交代の意識を持つ。2つの世代交代を考えることが大切。
事業をしている経営者に
とっては世代交代を
どうするか?
という課題があります。
けれど、
世代交代の意識、
持つことが
できているでしょうか?
2つの世代交代
世代交代にも意味が2つあります。
1つは、経営者である自分自身が
世代交代すること。
自分の子供など家族での交代かも
しれませんし、
自社の従業員かもしれませんし、
他にも外部の人間に交代する、
ってこともあるかもしれませんね。
でも、まだまだ先のことだから
といって世代交代を考えることを
先延ばしにしていませんか。
あと、もう1つは
従業員の役職の世代交代です。
社内の部門の部門長や工場長、
各店舗の店長といった役職。
こちらも世代交代が必要ですよね。
店長を育てるという意味で
世代交代させることもあれば、
店長が突然辞めるからといった、
緊急事態で世代交代をすることも
あります。
こちらは先の話というより
今の話しですよね。
世代交代の意識を持つ
自分自身の世代交代は
まだ10年、20年先のことかも
しれません。
けれど
その時に会社、事業をどうするのか?
を想像してみましょう。
子供に任せたいと思っても
子供が引き継いでくれると
いってくれるともかぎりません。
じゃあ、引き継いでくれない
といった時には
どういう選択肢があるのか。
従業員の役職についても、
今の部長や店長の世代交代を
どう行っていくか。
この問いについて考えることが
これからの組織をどうしたらいいかを
考えるきっかけになりますよね。
今の部長や店長の将来には
どのような道を提供できるのか?
こちらも世代交代を考えることで
今何をしないといけないかを考える
きっかけになります。
まとめ
経営者自身の世代交代と
従業員の世代交代。
どちらも今、考えておく
ことが大切ですね。
【編集後記】
私自身の世代交代というと
子供へのイメージはなく、
従業員へという選択肢も
今のところありません。
だからこそ、
どうするかという
イメージだけは
持っていますよ(^^)
【昨日の1日1新】
・Lightshot Screenshot
・杵屋 京橋京阪モール店
【昨日の1日1捨】
・Gmailの迷惑メールフォルダのメールを削除