どうせならいい得点を目指してみる。
税理士試験の受験勉強を続けるモチベーション
過去、税理士試験の受験勉強を
続けることができて、
何とか今の自分があるのですが、
今、考えると受験勉強を続ける
モチベーションになったことが
いくつかあります。
そのうちの1つが
資格の専門学校で受けるテストでいい得点を残すこと
です。
資格の専門学校に通うと
1ヵ月に1回の定期テストが
ありました。
初めて専門学校に通った
最初の1ヵ月は
以前に勤めていたIT企業を退職する
最後の1ヵ月でもあり
十分な復習もできる
定期テストでもいい得点を
取ることができませんでした。
けれど、
しばらく受験勉強に専念することを
決めて、復習などを繰り返して
定期テストを受けると
いい得点が取れるようにもなって
きたんです。
校内に貼り出されるテスト結果に
順位と名前が掲載されると嬉しくて
また次もいい点を取ろうという
モチベーションが生まれます。
さらに、
同じクラスで話しをするようになった人とも
得点を競い合えるようになり
負けないようにという気持ちも
生まれていたんです。
テストでいい得点が取れたら
次もいい得点を取ろう、
悪い得点だったとしたら
次こそは挽回しよう。
毎月そのようなことを考えながら
勉強を続けているうちに
なんとか試験の合格に辿り着くことも
できました。
定期テストでいい得点を残すこと
にこだわることも
税理士試験を乗り越える1つの方法
ではないでしょうか。
いい得点を残すことが次につなげる。税理士試験と経営に共通すること。
税理士試験の受験勉強を続ける上で
定期テストでいい得点を残すことが、
自信や自己肯定感が生まれる要因となり、
また次もいい得点を残そうという思いが生まれ、
結果、勉強するという行動にもつながったわけです。
いい得点を残すことが次につながる。
何も税理士試験に限ったことでもなく
経営にも共通することでもあります。
経営でいい得点を残すこと、とは
経営者自身が目標としている業績を残して
金融機関や他者からも評価される決算書を作ること
ではないでしょうか。
経営者自身が今のままでは達成できないけど、
なんとしてでも実現したい業績目標を掲げて
日々、試行錯誤、努力、工夫を重ねながら
その目標をクリアする業績を残す。
そしての業績が決算書という形として残り、
金融機関などからも好評価を受けて、
融資を受けたり、事業のマッチングなどで
さらに経営者の理想に近付く。
経営者自身もいい得点、いい業績を
残せたことが自信になるとともに
さらにいい業績を目指そう、
さらにいい会社やお店づくりをしよう
という想いも高まっていきます。
数字で、いい得点、いい業績を残せると
視覚で確認でき、
誰もが客観的な判断ができるので
次への行動に進みやすくなりますよね。
いい得点が何かを定義する。
いい得点を残すことが次へつながる。
とはいえ、
そもそも
どんな点数であればいい得点なのか
という問題が出てきますよね。
どの点数以上がいい得点で
どの点数以下が悪い得点なのか。
テストで合格、不合格が決まる点数、
事業だと黒字か赤字が変わる損益分岐点や
資金面で収支がプラスかマイナスかが変わる
ポイントなどであれば
明らかな境界線になりますが
それ以外であれば明らかな境界線はありません。
結局のところ
いい得点が何かは自分自身で
定義していくしかありませんし、
定義することで生まれるものが
目標になりますよね。
自分にとっての目標を定めて
いい得点を取ってその目標をクリアする。
いかにこの繰り返しができるかで
望む結果を得ることができるかも
変わりますよね。
【編集後記】
先週の税理士試験を受験をされた
みなさまはお疲れさまでした。
試験後の過ごし方は人それぞれだと思います。
次の受験や合格発表後のことを考えて
勉強を始める。
会計事務所への就職、転職活動をする。
思いっきりリフレッシュする。
いずれにしてもご自身でこれだ、
という過ごし方を見つけていただければ。
私は次の受験科目が残っているうちは
少しでも貯金を貯めようと実務の本や
過去の問題、理論に目を通す時間を
作っていました(^^)
【昨日の1日1新】
・新しい人事評価シートの作成