正解を出すことよりも、アイデアを引き出すきっかけづくり

環境を作ることも仕事です。

20211026

正解を出そうとすることは難しい

お客様からの相談に対して
どのように答えを出すかは
2つに分かれます。

正解を出さないといけないこと

正解を出すことが正解ではないこと

の2つです。

会計や税金に関すること、
その他法律に基づく内容であれば

正解を出さないといけないこと

なので、自ら答えを出すか
専門外であれば他の専門家の力を借りる
ことが必要になります。

一方で、

正解を出すことが正解ではないこと

だってあります。

何が正解なのか分からないようなこと、
例えば、

売上や利益を増やすために何をすればいいか?

といった内容であれば、
これをすれば必ず結果が出る
というものがあるわけでは
ありません。

何が答えになるかも、
誰が、いつ、どんな状況なのか
によっても変わってきますよね。

アイデア自体ではなく、アイデアが生まれるきっかけづくり

正解を出すことが正解ではないこと

の相談を受けた場合に
必要になってくるものが

アイデア

だと考えています。

いくつも考えられるアイデア
を出していくことで
高い効果が予想されるもの、
取り組みたい思えるもの
が生まれたら

正解かどうか分からないけど
そのアイデアを実行する

という決断ができますよね。

相談を受ける立場からすれば、
そのアイデア自体を考えることよりも

アイデアを引き出すきっかけづくり

ができるかどうか、
が欠かせません。

まずは、
アイデアを出す前提を整理すること。

目的は?
どんな結果を残したいか?
どんな時間軸で考えるか?

そして、
アイデアを引き出す誘い水として、
極端なアイデアを一例を挙げる、
連想しやすい別の業界、業種で
アイデアを考えてみる
といった方法もあります。

相談者からアイデアを引き出す数が
増えれば増えるほど
実現可能性の高いアイデア
も生まれるのではないでしょうか。

正解は自ら選択することで決まる

人に正解を求めても
それが正しかったかどうかを決めるのは
自分自身でしかできませんよね。

答えが1つではない、
何が正解かは分からないことは
自らが選択することで決める。

ただ、選択するあたって
前提条件を整理し、
選択肢を広げてもらい
アイデアを引き出すきっかけを
作るためにも
第三者の力を借りることが
有効ですよ。

【編集後記】

飲食店などの時短要請などが
解除されたことで
以前の日常に近付きつつある
雰囲気もありますが、
年末近くから状況が変わることも
想定しておきたい。

昨日の打ち合わせでも
そんな話しになりました。

【昨日の1日1新】

・IKKI ベビーカステラ

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