ここだけは押さえてください。
※節税とは関係ありませんが、振替納税は手続きをしておきましょう。
確定申告時期より大事な時期
12月決算の会社、個人事業主の方
にとっては決算が近づいてきました。
この時期になると毎年
個人事業主のお客さまと
9~10月までの実績を踏まえた
今年の決算、税金の予測の
打ち合わせを行います。
予測の金額をふまえて、
従業員さんに対するボーナスを
支給するのか、しないのか、
支給する場合は
予算はいくらにするのか。
必要だけど購入を見送っていた
モノは年内に購入しよう。
小規模企業共済や倒産防止共済は
新たに加入する、
掛金を変更する、
年払いに変更するなど、
今年の方針を決定する。
ふるさと納税で自己負担額2,000円
で済む目安金額を確認して
ふるさと納税をする。
などなど、
年内に考えることは
いろいろあります。
来年に入ってからの
確定申告時期よりも
この予測や試算をする
時期の方が重要ですね。
節税を考えるときに注意するたった1つのこと
決算の利益や納税の予測をした場合、
今年の利益の金額や納税金額が多い場合、
節税ができないかを考えます。
年が変わってから考えても遅いので、
気になる方は年内に確認してください。
税金の金額だけに注目しないでください
そして、その節税を考えるとき、
何に着目しますか?
当初試算した
税金の金額が●●●円だから
節税をして、
税金は○○○円以下には抑えたい。
そんな考えをしてしまって
いませんか?
税金がどれだけ減るかだけに
着目してしまうことがよくあります。
でも、これだと
節税はできた、
でも
お金もなくなった
ってことが起こりかねません。
お金がいくら残るかに注目する
節税を考えるときに
注意することはたった1つです。
それは
「お金がいくら残るかに注目すること」
です。
節税によって税金がいくら減るか、
だけじゃなく、
その節税によって
お金がいくら増えたり減ったりするのか、
これを考えないといけません。
節税には4つのタイプがあります。
https://balance-blog.com/archives/2621
この中でもお金を使うもの、使わないもの
があります。
できる限りお金を使わなくて済むものを活用し、
お金を使う節税をする場合も、
それによって将来の売上や利益に
どう貢献するか、
お金がいくら減るのか
を試算した上で実行するようにしましょう。
節税しない場合と節税する場合
節税する場合と節税しない場合で、
お金と利益と税金がどう変わるか
確認してみましょう。
節税は全てお金が出て行くものという前提です。
節税しない場合です。
お金を使って節税した場合
節税しない方が
お金が手元にあって安心ですよね。
もちろん節税にお金使ったことが
将来の売上、利益に貢献する。
手元にお金はないけど
小規模共済や倒産防止共済など、
いつでも解約したり、
お金を借りることができる。
だから節税でお金を使っても
大丈夫という考えもあります。
節税によるお金の動きを把握して、
節税をしすぎて手元のお金が無くなり困った、
ということがおきないようにしましょう。
【編集後記】
経営において
お金がある安心感は
何よりも代えがたいですよね。
お金があるからこそ
新たなチャレンジも
できるものです。
いま行っていることが
安心感につながるかを意識して
サービスを提供していきたいですね(^^)
【昨日の1日1新】
・ビスコ 発酵バター仕上げ
【昨日の1日1捨】
・iPhoneのアプリ