減るより増える方がいいですよね。
給料は増やしたい!
多くの経営者のかたが
おっしゃることです。
「社員の給料は増やしていきたい」
実際に増やしているか
どうかは別として
できるのであれば
増やしていきたい、
と考えているかたが
ほとんどなんです。
経営者のかたの中には
社員の給料は増やさずに
その分、会社の利益を増やしたり
自分自身の給料を増やしたい。
そんな方もいらっしゃる
かもしれませんが、
幸いなことに
現時点で私の知る限り
そういった経営者のかたには
お会いしていませんね。
○○がないと給料も増やせない!
経営者が
社員さんの給料を増やしたい、
と考えるのであれば
まず給与体系を決めないと
いけませんよね。
毎年の昇給はどうするか、
給与を支払う項目は
基本給だけなのか、
能力や役職、評価に応じた
手当てを設けるなどを
決めます。
これで、
どの社員さんが
どれだけ給料が増える可能性が
あるのかが分かりますよね。
社員さんにとっても、
自分がどう能力を伸ばして
どう業績に貢献して、
何年後にいくらぐらいの
給料になるのかの目安が
できるので、
心のよりどころにもなります。
ただ、この給与体系を
決めたからといって
社員さんの給料を増やしているか、
というとそうでもありませんよね。
今支払っている給料から
給与体系に基づき昇給をすると
当然、支払う給料は増えます。
その増えた給料を支払うためには
当然、その分の利益を増やし
お金を用意しないといけません。
そこで必要になるのが
数字の計画です。
社員さんの給料を増やせば、
給料だけでなく、
社会保険料の負担も増えますし、
ボーナスだって増やす可能性も
ありますよね。
そういった人件費の増加を
見込んだ数字の計画が必要に
なるんです。
給料を増やすと決めて利益を増やす
儲かって利益が増えたら
社員さんの給料も増やしていきたい。
そう考えておられる経営者のかたも
いると思います。
けれど、この考え方であれば
売上や利益が増えない限り
給料も増えない、
ということになりますよね。
そうではなくて、
先に給料は増やすと決めて利益を増やす
と決めるんです。
計画を立てるときに
昇給による人件費の増加を
見込んでおく。
その人件費を支払うために
必要な粗利益や売上の目標を
設定した計画を立てるんです。
この数字を達成しないと
社員さんの昇給ができない、
と分かるとなんとしでも
その計画を達成しようという
意欲も生まれますよね。
社員さんの給料を増やし、
経営者である自分の給料も
増やしていく。
そんな覚悟を持てるかどうかで
給料も増やせるかどうかが
決めるのではないでしょうか。
【編集後記】
昨日はお客様のところへ訪問し、
マネーフォワードクラウド会計の
ソフトの設定を行っていました。
ネットバンキングの
電子証明書連携ソフトの
アップデートができず
データの取り込みができない
状況でした。
セキュリティの設定を
変更しながら試すも
なかなか上手くいかず。
最終的にはWindowsのレジストリ
というWindowsの根幹部分の一つを
変更する必要があったのですが、
無事、アップデートができて
よかったです。
対応方法もEvernoteに保存したので
今後、同じ事象が起きても安心です(^^;
【昨日の1日1新】
・EvernoteBusiness法人契約&導入