入金はまだでも把握しておきましょう。
時短協力金の入金が進んでいません・・・
京都市内の飲食事業者に対しては
昨年2020年12月からの時短営業の要請
とともに時短営業に協力した事業者へ
協力金を支給する措置
が続いています。
3月の緊急事態宣言の解除に伴い
一時的に時短の協力金の支給も
なくなりましたが、
4月に入ってからの再び
時短営業の要請、協力金の支給が
再開しています。
ただ、この時短要請に伴う
協力金の入金状況ですが、
私の知る限りでは
まだまだ入金が進んでいない状況です。
12月から1月に掛けての協力金が
3月始めに入金されて、
それ以降の協力金の入金はまだ
行われていません。
行政の担当者の方々も対応に
追われている事情があることだと思いますが、
こういったところこそシステム化により
申請から支払いまでがスムーズに
行われるようにして欲しいところです。
時短協力金は入金ベースではなく発生ベースで利益を確認する
時短営業に伴う協力金の取り扱い
としては、
あくまで交付決定、入金が確実となった
タイミングに収入として認識する
ことになります。
したがって、入金される時期とほぼ
同じタイミングになります。
ただ、
事業の経営という側面から考えると、
時短営業の協力金は
入金ベースよりも発生ベースで利益を確認
しておいた方がいいです。
例えば、
2月1日~2月28日の期間の利益を確認する場合。
実際に発生した売上、変動費、固定費から
利益を計算して、
それに2月1日から28日に入金のあった協力金
を加えて最終の利益を計算するのではなく、
2月1日から28日を対象する協力金を加えて
その月の利益を計算するようにしましょう。
協力金がないと考えた場合の数字、
協力金が予定どおり発生する場合の数字。
これを確認することで
協力金がなくなることを想定して
どこを目指すべきか。
協力金がある場合には
どこを目指すべきかを
考える材料が生まれますよね。
あるものと思っていたものがなくなる時に備える
これまでであれば
通常どおり営業すれば
発生していた
売上、お客様の来店、
がなくなりました。
給付金や協力金といったもので
補てんされてはいますが
こうしたものもいつまで続くか
分かりません。
あるものと思っていたものが
なくなる時に備える必要があります。
資金の備えはもちろん、
ビジネスモデルを変化させて
変化していくことへ
対応していくことへの意識。
まだある、というタイミングのうちに
備えていきたいですね。
【編集後記】
昨日の午前中はZoomでの
お客様との経営ミーティングでした。
3時間のミーティングですが、
経営数字、経営課題の確認、
ディスカッションなど
あっと言う間ですね。
【昨日の1日1新】
・ロピア 絹ごしプリン