決断は自ら行うもの
「決断を迫られても・・・」
「○○はやった方がいいですか?」
「こんなときは何をすればいいですか?」
お客様自身のことではあるものの
たまに決断を委ねられそうになること
があります。
こうした場で
「そうですね、○○はやった方がいいですよ」
と専門家が答えることも
あるかもしれませんが、
よほどの専門分野で
他に選択の余地がないこと
以外であれば
こちらが決断するようなこと
は言わないようにしています。
特に事業に関する決断は
経営者、事業主自身が
行うものですからね。
決断はしないけど、決断できるよう環境を作って支える
「○○はやった方がいいですか?」
と尋ねられても
その方に代わって決断をすることは
しないようにしています。
人に決断を委ねてしまうと
自らの責任感が薄らいで
しまいかねませんし、
決断するにあたって
必要になる検討が不十分
にもなりかねませんよね。
ただ、決断はしないものの
決断できるような環境を作ること
には積極的に取り組みます。
何かを決断する上で、
まずは現状を整理すること。
自分が抱えている課題を
自分自身で整理することは
難しかったりするものです。
他人のことであれば、
その状況を冷静に理解できること
であったとしても
自分のこととなると
そうはいかないこと
も多いですよね。
必要以上に自分の評価
が甘かったり
必要以上に自分への評価が
厳しく低かったり。
あるいは
気にはしているけど
なんとなく向き合いたくないな
と考えていることだって
あるものです。
そんな時に当事者にはない
別の視点で現状を確認することができると
現状の整理が進んでいきますよね。
現状の整理ができれば自然と決断につながる
現状の整理ができると
自然と「やった方がいいこと」、
「やらない方がいいこと」
も見えてくるものです。
さらに
「できること」
「できないこと」
の区別を付ける。
そうすれば
「やった方がいいこと」で
「できること」
から行動していくだけです。
「やった方がいいこと」で
「でないこと」であれば
できるようにする方法を考える。
うまくいくかどうか分からないけど
とりあえずやってみよう。
ではなく、決断できるような
環境を整えることを
大切にしたいものです。
【編集後記】
昨日のとある
Webミーティング。
ミーティングでの
ディスカッションを通じて
「やることがはっきりしました!」
とおっしゃって頂けて
こちらも嬉しかったです。
【昨日の1日1新】
・とくになし