上辺だけの相談では変わりません。
相談相手がいそうでいない
事業を始めると色々な人のつながり
ができるものです。
経営者同士のつながりや
何かのコミュニティ、
同業者の組合など。
そうった集まりの中にいると
話の内容も事業のことが
中心になることも多いでしょうし、
事業の相談をして、
アドバイスを受けることも
少なくありません。
けれど、
本当に相談したいことって
そういった何人もが集まる場で
相談するわけにもいかないですよね。
経営の数字や取引先とのこと、
自社の商品やサービスの根幹に
関わるようなことは
どこでも話ができるようなこと
ではありません。
人との付き合いが多くても
経営者自身が相談できる相手は
いそうでいないものです。
はじめて経営の話をすることができました
以前にもある経営者の方と
初めて面談をさせて頂いたときに
「初めてこうした経営の話が相談できました」
とおっしゃって頂きました。
現状の事業の概要、
これからの方向性、
今、どういった課題があり、
どう解決しようとしているのか。
面談をさせて頂く際には
じっくりと
事業の内容をお聞きします。
こちらからは
何かのアドバイスをするのではなく
質問をさせて頂きます。
「○○についてはどのような状況ですか?」
「理想の状態に近付けるにはどんな条件が必要ですか?」
角度を変えた質問を
いろいろとさせて頂くことで、
課題と感じておられたことが実は課題ではなかった
課題は認識していたけど、解決するための行動ができていなかった
ことも明らかになっていきます。
あとは、
誰が、いつ、何を、どのようにするか
を決めて行動して頂くだけです。
行動すれば、いいか悪いかは別として
何らかの結果は生まれますしね。
話すことで洗練されハードルがさがる
誰かに何か話しているうちに、
考えが洗練されることって
よくありますよね。
相手からは何も言われていないのに
しゃべっているうちに、
自分の考えがまとまったり、
現状についての頭の整理ができたり
するものです。
話す時間を作って、
話すことで洗練されるにも関わらず、
目の前の仕事に追われていることは
ないでしょうか。
本当のところの話ができる相手を
見つけて定期的に事業の話をする。
それだけで
何をすればいいかが明らかになり、
ハードルが下がって行動につながり、
事業の結果も自然と変わるものです。
【編集後記】
昨日の夜はテレビで
M-1グランプリ鑑賞をしました。
優勝したミルクボーイさん、
面白かったですね!
ああいうネタ大好きです。
笑いでおなかが痛くなりました^^;
【昨日の1日1新】
・スケッチアプリ コンセプト