どちらかだけの情報になっていませんか
メリットデメリットを伝えること
○○を導入した方がいいですか？
□□に切替えるメリットはありますか？
税金に関するご相談の中には
こうした確認の連絡を頂くこと
が少なくありません。
こうしたご相談を受けたときに
気をつけることは
メリットだけ、デメリットだけ、
というようにどちらかだけを
伝えないようにする
ということです。
○○を導入すれば、
▲▲ができるようになって
いいですよ。
□□に切替えることで
☆☆のメリットが生まれますね。
判断の際にプラスとなる
偏った情報しかなければ
誤った判断にもつながり
かねませんよね。
メリットだけでなくデメリットも
デメリットだけでなくメリットも
集めた上で判断をしたいものです。
メリットとデメリットを洗い出すために必要なこと
モノゴトの判断を行う前に
必要な情報を集める際に
メリットだけ、デメリットだけ
の情報にならないように
メリットとデメリットを洗い出すこと
が欠かせません。
そのためにも
集めた情報がメリットのみ
デメリットのみと
なってしまったときには
一旦立ち止まること。
本当にメリットしかないのか
デメリットしかないのか、
別の角度から確認するようにして
今ある情報を疑ってみましょう。
例えば、
「個人事業を法人化した方が節税ができる」
といった情報によって
個人事業の法人化を進めようと
考えているタイミング
だとしましょう。
節税できることで得たい効果は
事業をする上でより多くお金を
残すこと、ですよね。
であれば、
節税によりお金を残す効果とは
別の角度から見たときに
法人化によってお金が減ることがないか
確認してみること。
社会保険への強制加入や
税理士報酬の増加、
法人設立に伴う費用の発生など
出ていくお金が増える要素
もあるわけです。
個人事業を法人化するかどうかも
節税ができるメリットの大きさと
社会保険料の増加、その他コストの増大
のデメリットの大きさを
比べた上での判断になりますよね。
さらに、
「お金」という視点ではなく
「時間」という視点ではどうか
お客様や取引先などからの
「信用」という視点ではどうか。
それぞれの視点での
メリット、デメリットを
洗い出していけば
本当に法人化にメリットがある
と言えるのか、
判断することができますよね。
メリットとデメリットを追求するメリット
1つのモノゴトについて
ある判断をするために
メリットとデメリットを
追求することで
その判断に対する自信
が高まりますよね。
これだけ調べて考えたけれど
デメリットは僅かだったし
そのデメリットが顕在化しても
何とかなりそうだ。
ここまで分かれば
自信を持って判断して
行動することができますし。
自信を持った上での行動だからこそ
望む結果にもつながりやすく
なるものです。
【編集後記】
昨日は
朝に家の家事を少し済ませた後
御所に立ち寄ってから事務所へ。
御所で今日やることなど
整理してから動いたので
1日の時間を効率良く使うこと
ができました^^
【昨日の1日1新】
・天使のチーズケーキ
