ニュートラルに伝えること
メリットだけでなくデメリットを伝える
お客様がまだ採用されていない
税金の制度があった場合や
改正によって新たな制度が
用意された場合、
その制度について説明を行います。
もちろん
ただ制度の説明をするだけでなく
その制度を活用した場合の
影響についてもお伝えする必要
があります。
メリットだけでなく
デメリットを伝えることも
欠かせません。
税金の制度だけでなく
お客様が検討されている
手続きについてのご相談
でも同じです。
例えば、
個人事業を法人成りによって
会社に移行させること。
消費税の免税期間や
役員報酬発生による給与所得控除、
によってメリットが出ることが
あります。
一方で、
社会保険料の負担など
デメリットになり得ることも
お伝えしないといけません。
メリットだけ、
デメリットだけ
と偏った伝え方にならないように
気を付けたいものです。
メリットデメリットを伝えるときには圧力を掛けないように
お客様が意思決定をするにあたり
意見を求められた場合、
メリットだけ、デメリットだけと偏った伝え方にならないように
気を付けないといけません。
さらに、
そのメリットデメリットを
伝えるときに大切なことは
圧力を掛けないようにすること
です。
「この制度を利用すると税金の負担も軽減されるので使わないともったいないですよ!」
例えばこのような伝え方をすると
どうでしょうか。
税金の負担が軽減されることは
数字を使って客観的に伝えること
ができます。
けれど、
「使わないともったいない」
とまで伝えてしまうと、
その制度を利用することへの
圧力を掛けてしまっています。
もったいない、
と言われているのに
その制度を利用しない
という決断をすることには
ストレスが掛かりますよね。
判断を促すのではなく、判断できる材料の提示
専門家の役割は
相手の判断を促すのではなく、判断ができる材料の提示をすること
だと考えています。
専門家は判断する役割ではなく
あくまで相手の判断ができるような
材料を提示すること。
判断がつかないようであれば
どんな材料が必要かを
確認しながら
またその材料を探していけば
いいわけですよね。
これは
何かの営業を受けるときにも
理解しておいた方がいいこと
でもあります。
営業をする側としては
判断を促して購入してもらうこと
が目的になっていることが
少なくありません。
だからこそ
営業を受けたときに
十分は判断材料を提示して
もらえているのか
をよく確認してから
判断したいものです。
判断を促されているのか、
判断材料を提供されているのか、
状況の判断が必要になりますよね。
【編集後記】
最近、来年5月ごろまでの業務を
どうスムーズに進めるか、
をぼんやり考えています。
コロナのようなことが
今後も起こるとは限らないので
いかに前倒しできるか、
できることを見つけて
取り組んでいきたいです(^^;
【昨日の1日1新】
・香港飲茶星街 デリバリー
・アジェ北店