数字の根拠に基づいて、マイナスの意見も伝える

必要なことが伝わるように

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マイナスの意見、反対意見はできれば言いたくない

お客様の考え方について
意見を求められた際に

マイナスの意見、反対意見になること

はなるべくなら言いたくないものです。

とはいえ、
お客様に納得の判断していただくためにも
マイナスの意見、反対意見など
ネガティブな情報も
手に入れて頂いた方がいいと
考えています。

モノゴトを判断する上で
プラスの材料、メリットなど
ポジティブな情報ばかり
集めてしまっていると
ネガティブな情報に気付かないまま
判断してしまうリスクがあります。

ネガティブな情報には
薄々気付いているけれど
あえて見聞きしないようしてしまっている
こともあるかもしれません。

だからこそ

マイナスの意見、反対意見を伝えること

にも意味がありますよね。

数字の根拠に基づき、マイナスの意見も伝える

ただ、
マイナスの意見、反対意見を伝えるとき
に必要なことが、

必ず根拠を伝えること

です。

○○の現状から考えると、□□になってしまうリスクがあります

単なる個人的な印象や想像に基づくもの
ではなく根拠があることを伝えること。

どんな根拠を持って伝えるかというと
数字に関わる仕事をしている限り、
数字の根拠をもって伝えること
が欠かせません。

直近までの業績、
これからの業績の見込み、
客数や契約数、単価に
分解した際の
それぞれの実績や今後の見通し。

これまでの実績をもとに、
現状の体制や仕組みであるかぎり
実現しうる売上や粗利益にも
限界があるかもしれません。

客数や契約数を増やす取り組みや
単価を引上げる取り組みを
何もを行っていなければ、
売上が増えることも
偶然に任せないといけません。

そんな偶然を充てにした
売上や粗利益をもとに
経費の計画を立てていれば
どうでしょうか。

もし、その売上、粗利益の
実現が不可能だったら。

どれぐらい足りないときに
どれぐらいの影響が出るか。

根拠のあるマイナスの意見として
伝えることができますよね。

必要な情報を提供して判断を任せる

マイナスとなる意見であっても
数字の根拠をもとに伝えることで
必要な情報となります。

外部の専門家の役割は
専門家自身が判断することではなく

必要な情報を提供して経営者自身が判断することを支えること

です。

納得の判断をして頂けるように
マイナスの意見も知った上で
判断して頂けることを
心がけたいものです。

【編集後記】

昨日は事務所に立ち寄る前に
サイクリングを兼ねて鴨川経由
することに。

桜の季節はほぼ終わりましたが
ピクニックなどの人の賑わいがあると
こちらも嬉しいですね。

【昨日の1日1新】

・麺屋 坂本
・Brother 廃トナーボックス交換

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