数字も大切だけど数字で見えない感覚も大切

偏っていませんか

20221021_1

数字を見るだけでは分からないもの

自宅から事務所へは
自転車通勤をしていてます。

今年の3月までであれば、
次男を保育園を経由して事務所まで
通勤をしていたのですが、
次男も小学生になったので、
毎日の通勤経路が自宅から事務所に
なりました。

通勤のルートとしては
距離が最短になるルートを選んでいるのですが、
信号待ちが多いことで少し時間がかかる
印象を受けていたんです。

けれど、
ある日、少し遠回りになるものの
別のルートで通勤してみると
とても快適に通勤できることが分かりました。

なぜ、快適だったかというと
信号待ちをすることがほとんどなく
遠回りでも通過時間は
ほぼ同じだったからです。

同じ時間を掛けて通勤するのであれば
より快適な方法を選びたいですよね。

数字も大切だけど数字で見えない感覚も大切

走行距離という数字から考えれば
最短ルートを選択した方がいい
という結果になるのですが、
数字では見えない「快適さ」を
判断基準の1つに加えると
選択する通勤ルートも変わってきます。

数字も大切だけど数字で見えない感覚も大切

仕事柄、お客様の数字を確認して、
数字を計算して、その結果をもとに
お客様を話しをすることが多いです。

数字から考えられること、
数字に基づいて判断した方がいいこと
を中心にお客様と話しをしますが
すると、
どうしても数字だけをよりどころ
にしてしまうことがあります。

この数字から考えと
○○をしないといけない。

今の数字のままでは問題なので、
最低限、□□の数字を目指してもらいたい。

でも、こうしたお話しをしたときに
お客様が全く異なる感覚を持っていること
もあるんです。

数字には表われていないけれど
以前とは異なる取引先が増えてきて
自社にとっても今後業績が伸びる下地
ができつつある。

△△をすれば売上を増やすことは
できるかもしれないが、
△△を行うことは価値観に合わない。

経営判断をする際には
こうした価値観や今後の期待といった
感覚を無視することは
できないですよね。

いくら売上が上がる方法だから
といっても
経営者自身が自分の価値観に反すること
に取り組み続けることには
無理があるはずです。

何かの判断をするときには
数字などのデータだけに偏ったもの
になっていないか。

感覚から得られることも
大切にしたいものです。

数字と感覚のバランス

普段から数字を目にする機会が多いと
どうしても数字に偏った判断を
してしまいそうになります。

数字だけでなく
感覚の部分も見失わないように。

一方で
普段、あまり数字に接していない方
の場合であれば、
数字よりも感覚の方を重視されている
傾向が強いと感じています。

どちらの場合であっても
数字と感覚のバランスを大切にして
どちらかに偏っていないか
に気を付けたいものです。

【編集後記】

昨日の夕方はお客様のところへ訪問。

インボイス制度の説明を行い
意思決定をしていただきました。

インボイス制度の説明でも
自社や取引先での数字での影響はもちろん
取引先等がどんな印象を抱く可能性があるか
といった話しをしています^^

【昨日の1日1新】

・前田珈琲 いちごショート

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