危機を正しく理解する。迷ったら数字に立ち戻ろう。

まずは事態を正しく判断しましょう。

20200307

漠然とした不安が不安を呼ぶ。

コロナウイルスによる
中小企業への影響が
いろいろなところから
耳に入ります。

京都でも外国人向けの
着物レンタルを行う
企業の倒産が発生しました。

ただでさえ
いつ終息するかが見ない事態
になっています。

実際に倒産した企業の情報などが
耳に入ると
より不安が高まりますよね。

漠然とした不安が
更なる不安を呼んでいく
わけです。

危機を正しく理解する。迷ったら数字に立ち戻ろう。

会社やお店にとっての
今回のコロナウイルスによる危機
でいうと

・売上の減少

・売上の減少に伴う資金の減少

・経営者や社員さん自身の感染による休業

・原材料の高騰、欠品

といったものがあります。

既に目に見えて表れている
ものもあれば、
これから起こりうること
だってあるわけです。

また、どんな危機が
訪れるかによって
その影響も変わりますし、
何をすればいいか、
も迷ってしまいます。

そのためにも
まずは数字に立ち戻る
ことが必要です。

例えば、
お店の営業を止めないといけない
事態が発生した場合、
売上によって入ってくるお金は
0になります。

売上による入金がなくなった場合、
会社やお店からは毎月お金が
出ていくばかりになりますよね。

ただそれでも、
会社やお店にどれだけのお金が
残っていて、
金融機関から融資を受けることで
どれだけのお金を用意できるか。

これが分かったらどうでしょう。

例えば
2ヵ月間は完全に営業を停止しても、
給料などの経費の支払い、
借入金の返済を続ける体力がある。

だから1ヵ月は完全休業するとして、
その後、3ヵ月目からは営業を
再開できるような準備をしよう。

こんな判断もできるわけですよね。

数字に立ち戻れば
危機の状態を正しく理解できて
その後、必要な行動に移ること
だってできます。

普段から数字で判断できる仕組みを

迷ったら数字に立ち戻ることで
状況の把握ができて、
その後の行動を取ることができる。

といっても
危機が訪れてから、
数字を集めようとしても
普段から数字で判断できる
仕組みがないと
思うような情報は
集まりません。

そのためにも
日常から数字を集めておき、
数字に基づく
経営の意思決定が
できるようにしておきたいですね。

普段から情報が集まっていて
数字の計画なども立てていれば
今後の計画を下方修正することで
見通しを立てることがきます。

【編集後記】

お客様のところに
コロナウイルスの影響を
順次確認しています。

この中でも業績が順調に
推移しているところもありますが
まだまだ油断せず、
今後の行方に注目しておかないと
いけませんね。

【昨日の1日1新】

・キットカット バナナ

・チャットワークアプリ ダークテーマ

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