売上も原価率も経費も同時並行で見直していきましょう。

できることから進めていきましょう。

20201126

今の状況に対応する形

経営者の方との最近の打ち合わせでは

このコロナ禍の中でいかに業績を回復させるか

がテーマになることが少なくありません。

特に、サービス業や小売り業などの場合、
私の知る限りであれば
現状で前年の売上の50%~80%の
売上水準となっているところが
ほとんどだったります。

GoToキャンペーンによって
プラスの効果が生まれてきたところ
もありますが、
感染者数の増加に伴い
効果も限定的になりそう、
との声も聞いています。

そうすると
キャンペーンなどに頼らない形で
今の状況に対応できるかどうか、
が一層求められますよね、

売上も原価率も経費も同時並行で見直していきましょう。

このコロナ禍の中で業績を回復させるか
を考えるときに

新しい事業、新しい商品開発に取り組む

手もあると思います。

けれど、初期投資が必要になったり
本当のその新しい事業や商品が
利益をもたらしてくれるかどうかは
未知数ですし、リスクもあります。

だからこそ、
まず行うことは

売上も原価率も経費も同時並行で見直しすること

です。

前年に比べて、20%30%と減少した売上を
以前の水準にまで回復させることは
ハードルがとても高いものだったりします。

でも、まずは2%、3%と戻すことができないか、
と考えてみるとどうでしょうか。

客数や契約数を
現状からあと2%、3%増やすために
何ができるか、を考えると
できそうなことはないでしょうか?

価格の見直しなどで客単価を2%、3%
引上げる方法はないでしょうか?

以前の水準に戻す、という発想ではなく

現状の数字を基準に数%引上げるためには

という発想で考えてみましょう。

見直すのは売上だけでじゃありません。

原価率をあと1%引下げることが
できないか、
どんなことができるか、
経費についてもこの機会に改めて
見直しをする。

それぞれ1つ1つの効果はそれほど
大きくなかったとしても
それぞれの見直しを同時並行で
行っていくことで
以前の利益水準に少しでも
近付けることができるはずです。

改善させるための仕組みづくり

売上や原価率、経費の見直しを
行ったとしても
すぐに結果が出るとは
限りません。

けれど、
それぞれの数字を見直して、
何をどう改善させるのかを
考えて実行する。

そしてどんな結果になったかを
数字で確認する。

数字の目標を設定して
行動した結果を
数字で確認して、
また改善ポイントを探る。

結果がすぐに出なかったとしても
こうした数字を改善させる仕組み
を取り入れて実行することであれば、
あとはするかしないか、
のどちらかしかありませんよね。

【編集後記】

昨日の午後は
お客様のところで打ち合わせ。

まず目指すべき
売上と原価率を共有すること
ができました^^

あとはそれに向けて
動いて頂くだけです。

【昨日の1日1新】

・砂糖-10%のキットカット

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