根拠のある数字があると判断しやすいです。
もともと予定はしていなかったけれど
会社やお店を経営していると
新年度を迎えるにあたり、
この1年はどのようにしようか、
と考えますよね。
数字の計画を作って、
行動計画を作って
とアウトプットする方も
いるでしょうし、
頭の中での構想に留めておく
という方もいるかもしれません。
どちらにせよ、
何らかの計画、予定は
あるはずです。
そうして1年をスタート
したものの、
年の途中で予定していなかった
設備投資をしたい、
そう考えることも出てきますよね。
まだ買い替える予定ではなかった
トラックの調子が悪く、
急に修理費がかさむようになった。
2年後、3年後に事務所を移転できれば
と考えていたら、
好条件の物件が見つかった。
うちで是非働きたいという
即戦力の期待の持てる人から
入社を希望された。
もともと予定していなかったとしても、
急展開の話が浮上して
判断をしないといけないケースが
出てきますよね。
こんなときに何を根拠に
判断するでしょうか。
利益とお金のシミュレーションをして判断する。
仕事柄、お客さまにこうした話が
出てきたときには、
ほとんどのケースで判断をする前に
ご相談を頂きます。
「トラックの買い換えを検討しているのですが、大丈夫でしょうか」
「事務所の移転についてはどう思われますか」
「○○さんを採用する方向で考えていますがいかがでしょうか」
こうしたお話しを頂いたときに
私が行うことは
利益とお金のシミュレーション
です。
新年度をスタートするにあたり
お客さまとは1年の数値計画を
立てているか、
決算の予測資料を作っています。
この計画や決算予測に
ご相談頂いた内容を反映させて
いきます。
すると、
トラックを買い替えることで
・固定資産の売却損○○万円が発生する
・減価償却費が○○万円増える
・決算での利益が○○万円に減る見込み
・購入代金によりお金が減り、決算時点の資金残高は○○万円のなりそう
といったことが計算できるので
これをお伝えします。
あとはこの数字の根拠と
お客さまが考える定性的な効果をもとに
経営判断をしていただくだけです。
利益とお金のシミュレーションに
よって客観的な判断根拠ができるので
より安心して判断ができますよね。
チャンスを逃さないために
事業を経営していると、
急な話、チャンスが舞い込んでくる
ことがあります。
そんな時に、
「赤字になったらどうしよう」
「お金がなくなったどうしよう」
と漠然とした不安を抱えていたら
なかなか判断ができずに、
そのチャンスもなくなって
しまうかもしれませんよね。
チャンスを逃さないために
利益とお金を何度でも
シミュレーションできるように
しておきたいですね。
【編集後記】
昨日は所属している
日本キャッシュフローコーチ協会の
Zoom開催でのJVサミットという
イベントに参加させて頂きました。
4時間という長丁場でしたが
一部、発表させて頂く時間もあり、
他の方の発表やディスカッションも
参考になることばかりで
あっと言う間でしたね(^^)
【昨日の1日1新】
・Zoomミーティングでブレイクアウトルームの体験
・イーサン テイクアウト
