利益の見える化は実際に目に見えるようにすること!

せっかくならワクワクできるように。

20181013

書類上の利益では喜べない・・・

「先月の利益は200万円になりました!」

「今期の利益の見込は1,000万円になりそうですね!」

仕事柄、こんな報告をお客さまに
させて頂くのですが、
お客さまは手放しで喜ぶ、
とは限らないんです。

利益が出ているから
事業が順調に進んでいる証拠
のはずですが。

それでも素直に喜べない理由は
報告する利益があくまで
計算上出てきた数字であって、
実際に残せたお金とは
一致しないからなんです。

経営者の頭の中では、
利益が出たら、どれぐらいの
税金を払わないといけないのか、
感心は次の心配に移っていたり
するものですよね。

利益の見える化は実際に目に見えるようすること!

いくら利益を残せたから、
残せそうだからといっても
それが計算上の数字である限り
素直に喜ぶことができません。

利益を残せたという実感を
持てるわけでもわけでもないですし、
税金も払わないといけませんしね。

でも、
実際のお金として
利益が残せたらどうでしょうか。

利益が計算上で出てきた数字
ではなく、
利益の金額を実際のお金として
残せていれば実感も涌きますよね。

実はそんな方法があるんです。

PROFITFIRSTという方法です。

https://balance-blog.com/PROFITFIRST

20180605

以前、こちらの本の翻訳者である
近藤学先生にPROFITFIRSTの手法を
教えて頂き、今、実際に取り組んでいます。

具体的には
毎月の売上の数パーセントを
ネット専用銀行の利益口座に
お金を移動させているんです。

この利益口座に入れたお金は
引き落としなどで勝手には
お金が減ることはなく、
自分自身でお金をメイン口座に
移さないかぎり減りません。

ということは、
よほどのことがなければ
毎月毎月、利益が増えるわけです。

しかも、それは、
試算表などの紙の資料上だったり
会計ソフトの集計表の中だけの
実態のない数字ではありません。

利益が実際のお金として
貯まっていくわけです。

ワクワクしますよね。

節税よりも利益、利益よりもお金

事業をしていると
少しでも支払う税金は
減らしたい。

そんな感情を持ってしまう
ものです。

けれど、
節税ばかりに意識を向けると
お金を使って利益を減らす
ことにもつながり、
結果的に利益もお金も残らない、
そんなことになりかねません。

お金が残らなければ、
新しい投資もできないし、
給料を増やしたりすることも
できませんよね。

だからこそ
節税より利益を増やすこと、
さらに利益を増やすことより
実際のお金をどう増やすか
を考えながら
経営の判断をしていきたいものです。

たとえ税金を払ってでも
利益とお金が残せるのであれば、

「税金を払ってください!」

とお伝えしています。

【編集後記】

個人事業でも会社でも
住信SBIネット銀行を
活用しています。

地方銀行や信用金庫の
インターネットバンキングと異なり
24時間アクセスできるのも
便利ですね。

いつアクセスするんだ、
という話ですが。。

【昨日の1日1新】
・税理士事務所HPへのJetpack導入

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